続いての窯は、「丸窯」(Multi-chambered Climbing Kiln)。
この窯は、横狭間構造になっており、前後の室の段差が比較的小
さく、焼成室は5~6房で各室の幅や奥行きが広く、天井も高い。
正面や側面のどこからも丸みを帯びているため、その名称が付けら
れた。江戸時代後期に九州地方から導入された窯構造で、メインに
は大型磁器が焼成されている。
続いての窯は、「連房式登窯」(Multi-chambered Climbing Kiln)。
この窯は、長方形平面の焼成室が階段状に数房から十数房連なり
それぞれの焼成室には専用の出し入れ口と燃料の薪を投入する口が
ある。
江戸時代の終わり頃には、瀬戸の連房式登窯は陶器焼成用の「本
業窯」、磁器焼成用の「丸窯」、小型磁器などを焼く「古窯」の3
タイプに分化していた。
(瀬戸藏:瀬戸市藏所1-1)
この窯は、横狭間構造になっており、前後の室の段差が比較的小
さく、焼成室は5~6房で各室の幅や奥行きが広く、天井も高い。
正面や側面のどこからも丸みを帯びているため、その名称が付けら
れた。江戸時代後期に九州地方から導入された窯構造で、メインに
は大型磁器が焼成されている。
続いての窯は、「連房式登窯」(Multi-chambered Climbing Kiln)。
この窯は、長方形平面の焼成室が階段状に数房から十数房連なり
それぞれの焼成室には専用の出し入れ口と燃料の薪を投入する口が
ある。
江戸時代の終わり頃には、瀬戸の連房式登窯は陶器焼成用の「本
業窯」、磁器焼成用の「丸窯」、小型磁器などを焼く「古窯」の3
タイプに分化していた。
(瀬戸藏:瀬戸市藏所1-1)