塩哲の色不異空

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ミュージアム巡り 鉄道開業150年 太政類典

2022-11-11 03:00:20 | ミュージアム巡り_2022
 次の書は、太政官が「太政官日誌」や「公文禄」等から典例条規
を採録、浄書した部門事に文類編纂された「太政類典」。慶応3年
(1867)から明治14年(1881)までを年代別に第1篇から5篇に分け、
各編を制度、官制、地方、兵制、理財等19部門に文類。編纂時の草
稿を加え、総計1,100冊を超える資料群。
 展示頁は、明治2年(1869)に外務省から太政官へ提出された鉄道
建設に関する建議内容。土地が平坦で鉄道敷設が容易となり、今後
の鉄道網構築に向けた見本となるよう、まずは東京から横浜間の鉄
道建設に着手する事が提案されている。
 外務省からの建議に加え、政府内外から意見が寄せられたりして、
同年、政府は東京〜京都間、東京〜横浜間などの鉄道建設を決定。
NAJ(国立公文書館):千代田区北の丸公園3-2)

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