鎌倉国宝館で開催中のひな人形展を観てきました。
江戸時代に制作された享保雛などを中心に、、、
かわいらしい人形やひな道具の数々が展示されています。
ひな人形の歴史なども含めて楽しめました。
鎌倉国宝館
享保雛は江戸時代中期の享保年間(1716~36)頃に流行したと言われる古様の大振りな人形で
能面のような顔や、綿を入れて丸くふくらませた女雛の胴部などに特色があります。
(此れより撮影禁止のため冊子より引用させて頂きます)
享保雛 江戸時代 鎌倉国宝館像
享保雛 江戸時代 手塚家蔵
内裏雛 江戸時代 井垣家蔵
享保雛(女雛) 江戸時代 服部家蔵
享保雛(男雛) 江戸時代 服部家蔵
↑ 女雛、男雛はともに顔が卵型で、特に男雛は肩が強く張り出すなど姿態が図様化されており、
一般的な享保雛の特徴をよくそなえています。
享保雛(男雛) 江戸時代 草柳家蔵
↑ 浜名主であった旧家伝来のひな人形。 正統的な大型の享保雛で、男雛は太刀を着装する相帯姿、
↓の女雛は裳の上に五衣と唐衣を着けて宝冠をかぶる公家の女子正装の姿につくられています。
五人囃子 江戸時代 鎌倉国宝館蔵
五人囃子は地謡・笛・小鼓・大鼓・太鼓の組人形。能楽の地謡と囃子を模したもので、
天明年間(1781~89)頃から作り始めたそうです。
五人囃子 江戸時代 手塚家蔵
五人囃子 江戸時代 鎌倉国宝館蔵
五童子人形 江戸時代 岩田家蔵
御所人形 江戸時代 鎌倉国宝館
↑ 御所人形とは、からだの大きさに比べて、大きな顔と小さな手足が付く、幼児の姿を巧みに表現した人形です。
その名称は、江戸時代に皇族や公家の間で愛好されたところから起こったといい、白菊人形などとも呼ばれたそうです。
立ち雛 江戸時代 鎌倉国宝館蔵
立ち雛は江戸時代前期にまでさかのぼる雛人形の初期的な形で、衣装は紙で作られています。
一刀彫内裏雛 江戸時代 岩田家蔵
つづく、、、、