駅近に住むシニアシングルお気楽生活

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恐ろしい夢と昔の話

2023-04-23 10:29:58 | 過去

もう夢なんて何十年も見てないと思っていたのに・・・

もしかしたらそうではなく、起きた時には夢のことは忘れてたのかもしれないな。

今朝、恐ろしい夢を見て・・・多分・・・それで目が覚めた。

  

中学生のころから、私はいじめられっ子だった。

小さな田舎の学校で、幼稚園からみんな知っているのにも関わらず、中学1年生から壮絶ないじめにあった。

通学用の靴に泥を詰め込まれたり、イスに画びょうなんて日常茶飯。学年ほぼ全員から無視され、嫌われた。弟にも「お前は嫌われ者だから」と言われた。

ある日、先生に呼ばれて、「お前が嫌われている理由を、クラスで話し合いたい」と言われた。他の学校から先生が来て、授業を見せる研究授業で私のことを話し合いたいんだとか。

つまりこういうこと

今なら完全に問題になるような状況。

そんなことをしたら、私はそこに存在できるのか・・・でも、先生が言うことを断っていいのか・・・・いろんなことが頭をよぎったが、そんなことをされたら、最低でもみんなの前で泣くだろうことはわかっていたので、「嫌です」と断った。

すると担任は、「そんなにプライドが高いからいじめられて、今のようになるんだ」と吐き捨てるように言った。

きっと研究授業のいい題材が見つかったと思ったのに、それがうまくいかなかったからそう言ったんだろう。

そういう時代のことが夢に出てくることは若いときはあった。

でも、ここ2・30年、夢自体見なくなったと思っていたのに・・

目が覚めた時の嫌な感じ・・・

わかっている。

弟が言ったように私が「嫌われ者」であることは今も変わっていない。

幼なじみたちにもそうやって無視された。以前、中学卒業時に映画に行ったことを書いたけど、男子二人と行く事になったのは、他の子たちが私が一緒に行くことを知って、ドタキャンしたんだと思う。

弟にもはっきり「嫌われ者」と言われていた。母には父の法事のとき、親戚の前で「お前など家族の数に入れていない」と言われた。元夫には・・・。息子にも暴力・・・信頼していた友人は離婚直後から連絡がなくなった・・・いや、よくよく思い返してみると、相手から連絡があったことなどなかった。いつも私から・・・

つまり、私は根っからの嫌われ者なのだ。

そんなことはわかっていたので、結婚する時も一瞬だけ考えた。ほんの一瞬。すぐ、打ち消して結婚したけど、結果はこうだもの。こうなることは心のどこかでわかっていたのかもしれない。

離婚して、はっきりわかった、というか、もうこりごりと思ったので、人との付き合いは一切やめた。挨拶とか、ほんのうわべ、失礼にならない程度に。

自分のことは話さないし、聞かない。

以前社宅に住んでいたときに、知り合いになった人の愚痴を聞いてあげてたら、その愚痴、私が言ってることになってて・・・それ以来、話さないし、聞かない。

だから、一人が好き。一人でも苦にならない、むしろたくさんの人の中にいる方が緊張する。

最近は「一人のほうが気楽」とか「人間関係を断捨離」などの話、書物を見たり、聞いたりするようになった。

私は時代の最先端をいってたんだ と無意味にほくそ笑んだりして・・・アハ、やっぱり嫌な奴だ。

コメント
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