江東区図書館生活

本棚の本をずいぶん少なくすることができました。

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臆病者のための裁判入門 (文春新書) [新書] 橘 玲 (著)

2013-01-27 11:17:33 | ★★★★☆もう一回ぐらい読みたいかな
臆病者のための裁判入門 (文春新書) [新書]
橘 玲 (著)



場所:江東区図書館

味わい深い本。
少なくとももう一度は読んでおきたい。
今後、なんらか揉め事に巻き込まれたときに、まずは手に取りたい。
そんな本。

いつもと違って、ファイナンシャルではなく、紛争解決について。
外国人の友人が巻き込まれた損保会社とのいざこざの解きほぐしにサポートについたところから解決(?)に至るまでが前半。
後半はADRとか、紛争に巻き込まれたときにどういうオプションがあるのかを紹介。

メモして残しておきたいことは多すぎて、メモしきれないので、少しだけピックアップ。
・法律家は紛争をコストパフォーマンスで考える、だから勝てる見込みのないことはもちろん引き受けないし、勝てるとしても得られる報酬が割に合わないようなものは引き受けないし、相談者に対しても割に合わないからやめておきなさいとすすめる、相談者からすれば泣き寝入りしろと言われていることになるが、これは仕方がない
・国民生活センターが扱うのは全国の消費生活センターに寄せられた苦情のうち重要消費者紛争とみなされたものだけ、社会的影響の大きな紛争を早期に解決し、被害の拡大を防ぐことが目的
・民事訴訟では、被告は原告が主張したことだけに反論すればいい、原告に事実確認の責任があるので被告が有利
・名誉毀損は、メディアの側に報道した内容の真実性や報道が公共に資することを示す必要があるので、一般の民事訴訟とは逆に、原告は被告(メディア)の主張に個別に反論していけばいい
・強制執行は、財産の名義を変えてしまえばできない?!
・財産を子供の名義にすれば贈与税がかかるはずだが、日本の税務署は実態基準に基づき納税義務を判断するので、実質的に親がその口座を支配していると判断すれば贈与とはみなされない
・裁判所は子供名義の財産に強制執行はできないから、これでOK?!
・借家人の追い出しの強制執行は、そもそもの判決が出にくく、弁護士費用を払って判決を得ても、運送代と倉庫代を払わないと強制執行できない、かつ、ゴミ屋敷状態になっている場合など修復に多額のリフォーム代がかかる場合がある、ということでサラリーマン大家はリスクが大


【著者】
大震災の後で人生について語るということ [単行本]
橘 玲 (著)
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/7a8e3d11f34fc242275ed76d33a36edf
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