江東区図書館生活

本棚の本をずいぶん少なくすることができました。

仕事ができる人はなぜ「あそび」を大事にするのか [単行本] 美崎 栄一郎 (著)

2013-01-03 16:31:41 | ★★★☆☆おもしろかった
仕事ができる人はなぜ「あそび」を大事にするのか [単行本]
美崎 栄一郎 (著)



場所:江東区図書館

担当業務をしっかりとやり遂げることは当然、やって当たり前、期待通りということ。
もちろん各担当業務によって難易度に差はある。
しかしながら、難易度の差をもって評価に結びつけることは、現実的には難しい。
では、どこで差がつくか。
年度当初には予想もつかなかったような突発的かつ重要かつ緊急な何かを任されて、成し遂げたとき。
これで差がつかないようなら、誰もそんな面倒ごとを引き受けるはずがない。
であるがゆえに、面倒ごとを引き受けてくれて、それをきっちりとさばいてくれる部下は、上司から見てありがたい存在、当然にして評価も上がる。
だとするならば、そんな面倒ごとこそ、前向きに引き受けたいもの。
そのためには、いわゆる本業であるところの担当業務でいっぱいいっぱいになってちゃだめ。
どこかに常に余裕を持っておかなければ、引き受けたくても引き受けられない。
という意味で、「あそび」を持っておけ、という本。
以下、メモ。


●<P.22>会社では「確実にできる人に、確実にできる仕事をお願いするのが基本」という原則があります。
●<P.23>仕事をお願いするときに、人はリスクを嫌います。確実にできそうな人のところへパスを出す。そうすると、確実に仕事のできそうな人にしかパスが回ってこないことになります。
●<P.23>ここで、うまく結果を残せば、自分の実績になります。一度、実績ができてしまうと、その実績があるので、相手は仕事を依頼しやすくなるのです。
●<P.25>依頼されているということは、チャンスです。できないと思う人、やらせたくないと思う人に機会が与えられることはありません。
 自分が想像している以上に、相手は自分のことをできると思ってくれているのです。
 だから、みなさんのところにオファーがきたら、できないはずはありません。「この人ならできる」、そう思って周囲の人はあなたに依頼しているのですから。
★絶対無理な人には仕事は頼まない。
確実にできるとまでの確信はなくても、ストレッチしたらなんとかなるぐらいの人にしか仕事は頼まない。
とすると、頼まれた時点で、それなりに期待されているということ。
その期待に応えることが信頼になる。
その信頼が次の期待を生む。


●<P.40>やることは簡単です。スケジュールを立てるときに、必ず20%の「何もしない時間」を確保しておくこと。
●<P.40>具体的には、1週間(週休2日として、5日間)のうち20%、つまり1日分を何もしない時間としてあけておくだけです。
 この20%の時間的な余裕が、仕事のチャンスを行かすために重要になります。
★目安としてはまぁ、こんなところか。


●<P.43>緊急事態の仕事は、通常業務をこなすのが精いっぱいの状態では引き受けることができません。しかしながら、臨時的、緊急事態的な仕事は、注目もされるし、引き受け手もいないので、遂行した人の評価を上げることができる大きなチャンスなのです。
★言われてみれば当たり前。
確かに、その通り。
でも、これを狙ってできていたか?
逃げようとばかりしていなかったか?


●<P.62>会社の場所を説明するようなケースは意外と多いものです。同じような文章を何度か打っている場合は、できるだけ、本文中に差し込めるような文章で署名をつくっておきましょう。実際には、署名ではなく、定型文を流し込むために使っているのです。
★これ、おもしろい。
宴会なんかの待ち合わせで、緊急連絡用にケータイ番号をシェアすることがよくある。
これ定型文にできる。
やってみよう。


●<P.70>最初からみんなができるわけではありませんので、その人たちの仕事が継続的に続くとわかっているのであれば、議事録の訂正や追記などをフィードバックして、議事録を書いてくれる人のスキルが向上するように教育していくよう、私は心がけています。他社の人ではありますが、チームのメンバーが成長すれば、結局は自分たちの仕事に跳ね返ってきます。
★これも目から鱗。
チームミーティングの議事メモ、正しくメモされることにばかり意識が向いていた。
少し長い目の話にはなるけれども、直接的に間違いを指摘するのではなく、その間違いを起こさないためにはどうしたらいいかとか、この部分は特に注意して書いて欲しいとか、そういうことをコーチング的に伝えるべきであった。


●<P.111>距離感を縮めるためには、一緒に食事をとるのが一番です。
 本書の製作過程において、緊張感のある「公開会議」のあとに、必ず軽く食事がとれるように、反省会をセットしていました。仕事をする仲間と食事をとるのは、古い慣習のようですが、効果があるのです。
★緊張と緩和。
厳しい打ち合わせの後にこそ、一緒に食卓を囲む。


●<P.116>気が進まない飲み会ならば、気が進むように変えてしまうのが生産的です。人任せにしているから何も変えることができないわけです。自ら幹事側に立つことによって、開催場所や開催時間、終了時間などをコントロールできる立場になります。
★これもおもしろい。


●<P.159>流れ星に願いを3回唱えると叶うといいます。流れ星が流れるのは一瞬です。願いを準備している人だからこそ、そんな一瞬に、願いを星に伝えることができるのです。
 星が流れたから、簡単に夢が叶うわけではありません。
 でも、準備をしている者の前には、必ず流れ星(チャンス)はやってくるのです。
★準備をしているからといって、チャンスが必ずくるかどうかは、よくわからない。
でも、準備をしていなければ、チャンスがきても、それをキャッチできずに終わる。
だから、準備を怠ってはいけない。


【アクション】
頼まれごと、それが誰でもできるようなものではなく、自分だからこそ頼まれたような緊急かつ重要な案件は、必ずキャッチする。
それにしっかりと応えることこそが、成果であり、評価であり、信頼につながる。
そのためには、「あそび」を積極的に生み出しておく必要がある。
個人としても、チームとしても、「あそび」を作り出すことを意識して、2013年をスタートしたい。



【著者】
Facebookバカ  友達を365日たのしませる男の活用術 [単行本(ソフトカバー)]
美崎 栄一郎 (著)
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/c88422a6fddd12bd3fe2ff39b083d191
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