江東区図書館生活

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采配 [単行本(ソフトカバー)] 落合博満 (著)

2013-01-01 10:34:42 | ★★★★☆もう一回ぐらい読みたいかな
采配 [単行本(ソフトカバー)]
落合博満 (著)



場所:江東区図書館

落合流リーダーシップ論。
8年中4年優勝、しかもずっとAクラスという実績が実績だけに、書かれていることには迫力あり。
リーダーとしてメンバにどう接するか、学ぶべきところは多い。
しばらくたってから、もう一度読みたい。
以下、メモ。

●<P.28>つまり、こちらはまだ試合で使えるレベルではないと見ているのに、選手本人は試合でもできると思い込むケースだ。それでチャンスがないと悩んでも道は開けない。要は、自分だけができるつもりになるのではなく、「誰が見ても試合でできると思えるレベル」まで、自分のパフォーマンス(仕事)の質を高めていくしかない。
★自分への戒めも込めてメモ。
チャンスさえもらえればと思うことがある。
マネージャの立場になってわかったことは、ポテンシャルに賭けてチャンスを与えられるのは、その余裕があるときだけ。
もっというと失敗できる状態であって、リカバリが可能なときだけ。
絶対に負けられない戦いのときんは、それは無理。
そして、最近は人も減り、余裕はない。
今後、ますますその傾向は強まるだろう。
ということは、先にチャンスをもらえるなんて機会はほとんどなくなるに等しいと思っておくべき。
であれば、ここに書かれているように、まずは自分を高める。
そして、高めた自分によって、あいつには任せても問題ないと思ってもらう。


●<P.31>「休みたければユニフォームを脱げばいい。誰にも文句を言われずにゆっくり休めるぞ」
 時折、私は選手に向かって冗談めかしてそう言う。だが、1年でも長くユニフォームを着ていたいのなら、休むということは考えちゃいけないよ、という本音のメッセージも込めている。だからというわけではないだろうが、最近の選手は若手に限らず、ポスト・シーズンも何かしら体を動かしている。結果的に、私たちの頃よりも休養している時間は短くなったのではないかと思う。
★いつ休んでもいいし、さぼってもいい。
その代わり、それによって失うものがあることを覚悟しなければならない。
失いたくなければ、休んではいけないし、さぼってはいけない。
成長を続けなければならない。


●<P.104>また、ミスをした選手で一番怖いのは、同じミスを繰り返さないようにと思いすぎて無難なプレーしかしなくなってしまうことだ。
<略>
 これらを省みることなく、次に同じような打球が飛んできた時、安全にワンバウンドで補給するようなプレーをしたら、私はその選手をファームに落とす。何も反省せずに失敗を繰り返すことは論外だが、失敗を引きずって無難なプレーしかしなくなることも成長の妨げになるのだ。
 ミスそのもの、またミスをどう反省したかが間違っていなければ、私は選手を叱ることはない。その選手の自己成長を「見ているだけ」だ。では、私が選手を叱るのはどういう場面か。
 それは「手抜き」によるミスをした、つまり、自分のできることをやらなかった時である。打者が打てなかった、投手が打たれてしまったということではない。投手が走者の動きをケアせずに盗塁された。捕手が意図の感じられないリードをした。野手がカバーリングを怠った。試合の勝敗とは直接関係なくても、できることをやらなかった時は、コーチや他の選手もいる前で叱責する。だから、私に叱られるのはレギュラークラスの選手のほうが圧倒的に多い。
 一般社会に置き換えれば、取引先との約束の時間に遅れる。必要な連絡をしなかった。そういうことになるのではないか。一人の「ミス」は自分で取り返せることもあるし、チームメイトがフォローしてやることもできる。しかし、注意しなければ気づかないような小さなものでも、「手抜き」を放置するとチームには致命的な穴があく。
★これは目からうろこ。
失敗を繰り返すのは論外、これはわかる。
失敗を避けるために、つい無難な方を選択するように指導していたかもしれない。
もっと言うと、失敗を避けるために、手を出さないようにさせていたかもしれない。
そうか、これは最もやっちゃいけないことだったのか。
失敗を避けるためにやるべきことをやるように指導しなければいけなかった。
これは大反省。


【アクション】
部下がミスをしたときに、無難な選択を指導していないか注意する。
無難な選択は、ミスは起こさないかもしれないが、得るところもない。
ミスをさけるためにやるべきことをしっかりやって、当初の目的を果たす、ここを目指した指導をする。


【著者】
なし
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