知的幸福の技術―自由な人生のための40の物語 (幻冬舎文庫) [文庫] 橘 玲 (著)

知的幸福の技術―自由な人生のための40の物語 (幻冬舎文庫) [文庫]
橘 玲 (著)




場所：江東区図書館

雨の降る日曜は幸福について考えよう Think Happy Thoughts on Rainy Sundays (単行本)
橘 玲 (著)
↑の文庫化。
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/e1c56a1d0d5ce03c3d5968c3a80e2511
↑５年前に読んだ記録。
世の中ほとんど変わってない、なんだかなぁ。

いくつかメモ。
ライフネットが開示した経費率は２５％、てことからすると従来は５０％ぐらいは取られていたことになる、恐ろしい。

改めて読み直して、著者がちゃんと医療保険の確定給付の欠陥、たとえば日額五千円とか一万円とかの給付金がインフレに弱いことを指摘していたことに感動。
はたして、２０年後とか３０年後の日額一万円にどれほどの価値があるのだろうか。

風俗業や高利貸しの利益率が高いのは違法リスクを引き受けているからではない。
他者の承認を得られないことによるプレミアム。
逆に言えば、他者に承認を得られるような仕事はそれだけで価値がある仕事。
アクノレッジされながら金銭的な報酬も大きな仕事を求めることはかなりの贅沢、なるほど。