【第二段】ネタバレ・ハウルの動く城
●ソフィーが眠ってる時若返る
あーーここで、最初にソフィーにかかっていた魔法は精神、心に左右される
ヒントがあったんだと気がつきました。無意識化で元にもどり
起きている時に作用するってことは精神的に影響を受ける魔法なんだと
すぐ気がついてもよかったなって・・・。
●ソフィーが持っていて、ハウルに渡された荒れ地の魔女からの手紙
『汝、流星をうんだらかんだら・・』の手紙です。
これが重要なヒントと伏線だったんだと後からわかりました。
「呪の手紙の内容は、「あなたは流れ星を拾ったもの(カルシファー)
不実で憎たらしい(愛しいってのも含んでいるような)
あなたの心臓は(心は)私のもの・・」てな感じだと思いましたが。
ここで、荒れ地の魔女は、ソフィーに呪いをかけ、そのかけた証拠を
ハウルに手紙を忍ばせることでわからせたわけです。
(荒れ地の魔女は、ハウルの城で2人が会うとは思っていなかった
でしょうがどこかで接触すると考えていたんだと思います。)
「あんたの連れていた(気にしていた)彼女に呪いかけたよーー
オホホホざまあみなさい~~」って感じだったんだと思います。
ここで色々なことがわかります。ハウルが流星を持っている
カルシファー(悪魔)のことの伏線
荒れ地の魔女がハウルに対する牽制の為にソフィーに呪いをかけた
こと、それにハウルが気がついているだろうこと、古い強力な魔法
をかけられたのはソフィーであり、手紙じゃないんですよね。
だから簡単に手紙の焼けこげは消せる、でもソフィーの呪いは解けない。
このあと、ハウルは急に食事をやめ2階へ上げっていってしまうのも
きまぐれな行為に最初見えますが、実はソフィーの変化は自分の
せいだと知り、荒れ地の魔女への恐怖(怒りもあったかも)で
食事も咽も通らなくなった・・って感じなのかなーーと考えました。
ゆえにここが解けるとかなり映画の重要なポイントになると思います。
●荒れ地の魔女はなぜそんなにハウルの心臓を欲しがるの?
1. 惚れているってことだと思います。
心臓をとられたら、心をとられるってことになるんだと思います。
ハウルは心臓をカルシファーに上げますが、契約をして自分が
目の届く範囲に心臓を置いています。
(カルシファー映画の中で、僕は暖炉から出れない
契約をしていると言ってます)
2.カルシファーは、小型ハウルの城を作る為に、ソフィーから髪を
貰い『食べます』そうすることでとたんに力を出し小型ハウルの城
を作ってしまいます。(この時に目と心臓をもらえればもっとスゴイぞ
といいます。)この流れから考えれることは、荒れ地の魔女は
がハウルの心臓を手に入れれば、大きな力を手にすることができると
思われます。(ハウルのような強力な魔法使いならそうとう価値があるかも)
●ハウルの容姿および性格について
ハウルは表面的に見ると最初容姿だけのかなりカッコつけてる
男に見えますがーー、実際かなり複雑なものがあるととらえました。
ハウルは自分が魔王化(悪魔化)するのを知っていました
実際、刻一刻近付いているのを感じていたと思います
心臓がない、心がない為何か空虚だったカラッポ感を感じていたとも
思いました・・自分に自信がない
自分で口で弱虫だと言ってますが、実際そうだったと思います。
(巨大な力を持っているのに心はからっぽというバランスのなさとか)
「美しくなけらば生きて行く意味がない・・とかなんとか」の発言も
そういう自分の自信のなさを表わしていると思います。
見かけを着飾るって行為も、前半は殆ど王子様のように着飾りまくりでしたが
後半ソフィーに認められ(化け物だって気にしない発言)
かなり見かけにこだわらなく格好がシンプルになってきます。
●カルシファーはなんでハウルと契約したの?
ソフィーがハウルの子供時代にタイムスリップした時に
沢山の流れ星を描きます。カルシファーはもともと流星なんですが
地面に落ちて、消え去る(人型になって消えていきます)
流星を美しくも悲しく映像が描いています。
カルシファーは、死ぬより契約して生き残りたかったんでしょ
多少自分には都合が悪い契約でも死ぬよりましと考えたと思われます。
(文句を言っているのは、時間がたって不利益な契約に我慢が
できなくなってきたってことでしょうか)
(ハウルはなんで契約したか、単純に可哀想だと思い、自分の魔力
が強くなるんならと、あまり後先考えずに契約したと考えるのが妥当かと・・。
子供ですからーー)
●ソフィーが動く城を何故壊したのか?
最初は、港町・キングスベリー・荒れ地(動く城)の中で(本体部分)は
荒れ地(動く城)にありました。(港町・キングスベリーは外見だけです。)
引っ越しの後、(本体部分)がソフィーの住んでいた街に移動します。
変わりに(花畑・荒れ地(動く城)は外見だけです。)
ソフィーはハウルが(本体部分・ソフィーの住んでいた街)を守る為に
戦っていたので、自分たちが荒れ地に出てソフィーの住んでいた街の中身を
カラッポにすことによって、ハウルが(本体部分・ソフィーの住んでいた街)
を守らなくてもよくします。カルシファーを外にだしいったんハウルの城を壊しますが
ハウルのことが心配なので、ハウルのもとに駆け付ける為にカルシファーに
髪を上げて、小型ハウルの城を作りハウルのもとに向かおうとしていたわけです。
●戦争の結末については
ここは単純に考えるのが正解なんだと思いました。
まあご都合主義と言えばそうですが、映画の殆どはご都合主義で
作られています。2人を幸せにする為にはこうするしか
なかったんですよねーー。きっと・・
カブ頭をわざわざ、相手国の王子様にして、
(だから王子様なんだと思いました。)
「戦争を終わらせます。」と言わせて、その映像を
ヒンがサリマン流して(水晶で見せて)、
「しょうがないわねじゃあ終わらせましょう。」
チャンチャンで終わったと思いました。
(相手の国の王子がはっきりやめる。と言ったんですから)
羽のついたハウルの城の下に飛んで行く戦闘機は、
あの平和そのもの音楽とか考えあわせると、
(映画の音楽は重要な表現手段ですから)
戦争をやめて引き上げて行く戦闘機ととりました。
●かかしのカブ
正体は王子様だったわけですが、謎の多い人物だと思います。
映画の映像で判断できることは、思い遣りがあり、
人を見る目もありそうだってことでしょう。
あとは、私はカブは魔法使いなんじゃないかと思いました。
1. ハウルが引っ越しだ・・と言った時に
「君は魔力が強すぎるからここにいて欲しい」
と言い。荒れ地に残します。(魔力とは、魔法の力?)
2.ラストの場面で自分の国に帰るのにあたって
棒に乗りぴょんぴょん帰って行く。
(普通の人間がぴょんぴょん棒をつかって
帰れるとは思えませんでした。)
魔法使いだったなら、ソフィーのややこしい魔法も見破り
ソフィーの本当の姿がわかっっていたかもしれません。
●サリマンのプチハウル
答えになっていませんが、単純にサルマンの趣味か
子供の魔法使いのスタイルかと思いました。
まあどんな想像をしてもこれは勝手だと思います。
●戦争の意味、どことどこが戦っていたかーー
この映画では戦争についてがかなり曖昧です、考えれることは
戦争がどことどこと戦っていようが意味がない、結果的に戦争は悪であり
人々を傷つける、この映画の中では恋人たちを引き離そうとする。
(現代の戦争ではどちらが善とも悪とも言えなくなっている)
ただ原作には戦争はなかったと聞きましたので、わざわざ入れたのは
もっと深い意味があるのかも知れません。
●ソフィーの夢の中
サリマンと戦ったあとに、ソフィーが戻り、その夜
鳥ハウルがベタベタと足跡を残し帰って来るシーンが
あります。この場面は夢なのか、現実なのかスゴクあいまいな
みせ方をしています。
○核心がもてる証拠(映像)がないので以下は私の思ったことです。
ソフィーは若いままの姿で階段をあがりハウルの部屋に向かいます。
部屋の中は昼間見たハウルの部屋ではなく洞くつのような
部屋でした。(まあゆめだからそうなんだと思ったんですが)
私は今回この場面を見てこれは、この場面はただのソフィーの
夢の中ではなく、ハウルの心の中だったのかも知れないと思うように
なりました。洞くつは二手にわかれていました。
もしソフィーがハウルの心から遠くにいれば、ハウルの声も聞けず
二つの洞くつのうちのハウルの方に行けなかったような気がしました。
ハウルのことを本当に思うようになったからソフィーは洞くつの
道を間違えることなくハウルのもとへたどりつけたんだと・・。
そして彼を思う言葉は、好きと言うそんな気持ちではあらわせずに
(まあ意識世界だからホンネが言えたのかもと)愛と言う言葉が
出てきたのではないかと、ハウルは叫びます。
「自分の呪いさえ解けないお前が私の呪をとけるわけがないとーー。」
(細かいニアンスは違うと思います)
でも本当はとても嬉しかったんだと思いましたーー。
そして次の日無理に明るく装い、自分が魔王化していなくなった
後でもソフィーやの家族が幸せになれるように段取りを考えた
のかな~と思いました。(やせがまんハウルのせいっぱいの気持ちかと)
●家族の表現
この映画を見るとところどころに、家庭や、家族、家
など暖かさ、やすらぎを表現する映像や言葉が多く出てきます。
私が戦争のシーンが多いのにこんなに安らぎを感じたのはそのせいかな・・
と思います。
○ソフィーと魔女とヒンが飛行機に乗ってハウルの城に
飛び込んだ後、次の日のお掃除をみんなでする場面
空いた穴から、マルクルたちに向かって「ごはんですよ」
と呼び掛けるシーンなんて、暖かい家庭そのもの・・
○後半の部分で、マルクルがソフィーに、ソフィーの母親が帰った
後「ぼくら家族だよね」と言う言葉、ハウルとどうやって
マルクルが出会ったかは知りませんが、まかり間違ってもハウルとは
家族なんて暖かい関係は保てないよなーー。ソフィーが
現れたことによってバラバラのハウルの城の住民は家族になったんだなーー
(きっとマルクルは寂しかったのかもな~)
○ラストのシーンの、飛ぶ羽のついた「ハウルの城」をよく見ると。
暖かい家庭そのものなんですよね・・・
若い夫婦がベランダで愛をかわし、そして庭には子供が犬と戯れ
おばあちゃんがその庭に座り孫を見つめるーー
これこそ家族って感じなんです。
こうやって見ると今回の重要な映画キーワードのひとつは「家族」なんだな・・て思いました
現代の家族は家族であっても心のつながってない家族が多くなっているような気がします
この映画のガラクタのような家族には暖かさがあります、心のつながりが見えます
家族ってなんだろうと、血のつながりなのかそれとも心のつながりなのか・・
そんなメッセージを感じることができました。
(原作は読んでいません、映画から感じとれる考えです。)
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●ソフィーが眠ってる時若返る
あーーここで、最初にソフィーにかかっていた魔法は精神、心に左右される
ヒントがあったんだと気がつきました。無意識化で元にもどり
起きている時に作用するってことは精神的に影響を受ける魔法なんだと
すぐ気がついてもよかったなって・・・。
●ソフィーが持っていて、ハウルに渡された荒れ地の魔女からの手紙
『汝、流星をうんだらかんだら・・』の手紙です。
これが重要なヒントと伏線だったんだと後からわかりました。
「呪の手紙の内容は、「あなたは流れ星を拾ったもの(カルシファー)
不実で憎たらしい(愛しいってのも含んでいるような)
あなたの心臓は(心は)私のもの・・」てな感じだと思いましたが。
ここで、荒れ地の魔女は、ソフィーに呪いをかけ、そのかけた証拠を
ハウルに手紙を忍ばせることでわからせたわけです。
(荒れ地の魔女は、ハウルの城で2人が会うとは思っていなかった
でしょうがどこかで接触すると考えていたんだと思います。)
「あんたの連れていた(気にしていた)彼女に呪いかけたよーー
オホホホざまあみなさい~~」って感じだったんだと思います。
ここで色々なことがわかります。ハウルが流星を持っている
カルシファー(悪魔)のことの伏線
荒れ地の魔女がハウルに対する牽制の為にソフィーに呪いをかけた
こと、それにハウルが気がついているだろうこと、古い強力な魔法
をかけられたのはソフィーであり、手紙じゃないんですよね。
だから簡単に手紙の焼けこげは消せる、でもソフィーの呪いは解けない。
このあと、ハウルは急に食事をやめ2階へ上げっていってしまうのも
きまぐれな行為に最初見えますが、実はソフィーの変化は自分の
せいだと知り、荒れ地の魔女への恐怖(怒りもあったかも)で
食事も咽も通らなくなった・・って感じなのかなーーと考えました。
ゆえにここが解けるとかなり映画の重要なポイントになると思います。
●荒れ地の魔女はなぜそんなにハウルの心臓を欲しがるの?
1. 惚れているってことだと思います。
心臓をとられたら、心をとられるってことになるんだと思います。
ハウルは心臓をカルシファーに上げますが、契約をして自分が
目の届く範囲に心臓を置いています。
(カルシファー映画の中で、僕は暖炉から出れない
契約をしていると言ってます)
2.カルシファーは、小型ハウルの城を作る為に、ソフィーから髪を
貰い『食べます』そうすることでとたんに力を出し小型ハウルの城
を作ってしまいます。(この時に目と心臓をもらえればもっとスゴイぞ
といいます。)この流れから考えれることは、荒れ地の魔女は
がハウルの心臓を手に入れれば、大きな力を手にすることができると
思われます。(ハウルのような強力な魔法使いならそうとう価値があるかも)
●ハウルの容姿および性格について
ハウルは表面的に見ると最初容姿だけのかなりカッコつけてる
男に見えますがーー、実際かなり複雑なものがあるととらえました。
ハウルは自分が魔王化(悪魔化)するのを知っていました
実際、刻一刻近付いているのを感じていたと思います
心臓がない、心がない為何か空虚だったカラッポ感を感じていたとも
思いました・・自分に自信がない
自分で口で弱虫だと言ってますが、実際そうだったと思います。
(巨大な力を持っているのに心はからっぽというバランスのなさとか)
「美しくなけらば生きて行く意味がない・・とかなんとか」の発言も
そういう自分の自信のなさを表わしていると思います。
見かけを着飾るって行為も、前半は殆ど王子様のように着飾りまくりでしたが
後半ソフィーに認められ(化け物だって気にしない発言)
かなり見かけにこだわらなく格好がシンプルになってきます。
●カルシファーはなんでハウルと契約したの?
ソフィーがハウルの子供時代にタイムスリップした時に
沢山の流れ星を描きます。カルシファーはもともと流星なんですが
地面に落ちて、消え去る(人型になって消えていきます)
流星を美しくも悲しく映像が描いています。
カルシファーは、死ぬより契約して生き残りたかったんでしょ
多少自分には都合が悪い契約でも死ぬよりましと考えたと思われます。
(文句を言っているのは、時間がたって不利益な契約に我慢が
できなくなってきたってことでしょうか)
(ハウルはなんで契約したか、単純に可哀想だと思い、自分の魔力
が強くなるんならと、あまり後先考えずに契約したと考えるのが妥当かと・・。
子供ですからーー)
●ソフィーが動く城を何故壊したのか?
最初は、港町・キングスベリー・荒れ地(動く城)の中で(本体部分)は
荒れ地(動く城)にありました。(港町・キングスベリーは外見だけです。)
引っ越しの後、(本体部分)がソフィーの住んでいた街に移動します。
変わりに(花畑・荒れ地(動く城)は外見だけです。)
ソフィーはハウルが(本体部分・ソフィーの住んでいた街)を守る為に
戦っていたので、自分たちが荒れ地に出てソフィーの住んでいた街の中身を
カラッポにすことによって、ハウルが(本体部分・ソフィーの住んでいた街)
を守らなくてもよくします。カルシファーを外にだしいったんハウルの城を壊しますが
ハウルのことが心配なので、ハウルのもとに駆け付ける為にカルシファーに
髪を上げて、小型ハウルの城を作りハウルのもとに向かおうとしていたわけです。
●戦争の結末については
ここは単純に考えるのが正解なんだと思いました。
まあご都合主義と言えばそうですが、映画の殆どはご都合主義で
作られています。2人を幸せにする為にはこうするしか
なかったんですよねーー。きっと・・
カブ頭をわざわざ、相手国の王子様にして、
(だから王子様なんだと思いました。)
「戦争を終わらせます。」と言わせて、その映像を
ヒンがサリマン流して(水晶で見せて)、
「しょうがないわねじゃあ終わらせましょう。」
チャンチャンで終わったと思いました。
(相手の国の王子がはっきりやめる。と言ったんですから)
羽のついたハウルの城の下に飛んで行く戦闘機は、
あの平和そのもの音楽とか考えあわせると、
(映画の音楽は重要な表現手段ですから)
戦争をやめて引き上げて行く戦闘機ととりました。
●かかしのカブ
正体は王子様だったわけですが、謎の多い人物だと思います。
映画の映像で判断できることは、思い遣りがあり、
人を見る目もありそうだってことでしょう。
あとは、私はカブは魔法使いなんじゃないかと思いました。
1. ハウルが引っ越しだ・・と言った時に
「君は魔力が強すぎるからここにいて欲しい」
と言い。荒れ地に残します。(魔力とは、魔法の力?)
2.ラストの場面で自分の国に帰るのにあたって
棒に乗りぴょんぴょん帰って行く。
(普通の人間がぴょんぴょん棒をつかって
帰れるとは思えませんでした。)
魔法使いだったなら、ソフィーのややこしい魔法も見破り
ソフィーの本当の姿がわかっっていたかもしれません。
●サリマンのプチハウル
答えになっていませんが、単純にサルマンの趣味か
子供の魔法使いのスタイルかと思いました。
まあどんな想像をしてもこれは勝手だと思います。
●戦争の意味、どことどこが戦っていたかーー
この映画では戦争についてがかなり曖昧です、考えれることは
戦争がどことどこと戦っていようが意味がない、結果的に戦争は悪であり
人々を傷つける、この映画の中では恋人たちを引き離そうとする。
(現代の戦争ではどちらが善とも悪とも言えなくなっている)
ただ原作には戦争はなかったと聞きましたので、わざわざ入れたのは
もっと深い意味があるのかも知れません。
●ソフィーの夢の中
サリマンと戦ったあとに、ソフィーが戻り、その夜
鳥ハウルがベタベタと足跡を残し帰って来るシーンが
あります。この場面は夢なのか、現実なのかスゴクあいまいな
みせ方をしています。
○核心がもてる証拠(映像)がないので以下は私の思ったことです。
ソフィーは若いままの姿で階段をあがりハウルの部屋に向かいます。
部屋の中は昼間見たハウルの部屋ではなく洞くつのような
部屋でした。(まあゆめだからそうなんだと思ったんですが)
私は今回この場面を見てこれは、この場面はただのソフィーの
夢の中ではなく、ハウルの心の中だったのかも知れないと思うように
なりました。洞くつは二手にわかれていました。
もしソフィーがハウルの心から遠くにいれば、ハウルの声も聞けず
二つの洞くつのうちのハウルの方に行けなかったような気がしました。
ハウルのことを本当に思うようになったからソフィーは洞くつの
道を間違えることなくハウルのもとへたどりつけたんだと・・。
そして彼を思う言葉は、好きと言うそんな気持ちではあらわせずに
(まあ意識世界だからホンネが言えたのかもと)愛と言う言葉が
出てきたのではないかと、ハウルは叫びます。
「自分の呪いさえ解けないお前が私の呪をとけるわけがないとーー。」
(細かいニアンスは違うと思います)
でも本当はとても嬉しかったんだと思いましたーー。
そして次の日無理に明るく装い、自分が魔王化していなくなった
後でもソフィーやの家族が幸せになれるように段取りを考えた
のかな~と思いました。(やせがまんハウルのせいっぱいの気持ちかと)
●家族の表現
この映画を見るとところどころに、家庭や、家族、家
など暖かさ、やすらぎを表現する映像や言葉が多く出てきます。
私が戦争のシーンが多いのにこんなに安らぎを感じたのはそのせいかな・・
と思います。
○ソフィーと魔女とヒンが飛行機に乗ってハウルの城に
飛び込んだ後、次の日のお掃除をみんなでする場面
空いた穴から、マルクルたちに向かって「ごはんですよ」
と呼び掛けるシーンなんて、暖かい家庭そのもの・・
○後半の部分で、マルクルがソフィーに、ソフィーの母親が帰った
後「ぼくら家族だよね」と言う言葉、ハウルとどうやって
マルクルが出会ったかは知りませんが、まかり間違ってもハウルとは
家族なんて暖かい関係は保てないよなーー。ソフィーが
現れたことによってバラバラのハウルの城の住民は家族になったんだなーー
(きっとマルクルは寂しかったのかもな~)
○ラストのシーンの、飛ぶ羽のついた「ハウルの城」をよく見ると。
暖かい家庭そのものなんですよね・・・
若い夫婦がベランダで愛をかわし、そして庭には子供が犬と戯れ
おばあちゃんがその庭に座り孫を見つめるーー
これこそ家族って感じなんです。
こうやって見ると今回の重要な映画キーワードのひとつは「家族」なんだな・・て思いました
現代の家族は家族であっても心のつながってない家族が多くなっているような気がします
この映画のガラクタのような家族には暖かさがあります、心のつながりが見えます
家族ってなんだろうと、血のつながりなのかそれとも心のつながりなのか・・
そんなメッセージを感じることができました。
(原作は読んでいません、映画から感じとれる考えです。)
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トラックバックさせていただきました。
ありがとうございました。
とても濃い映画ブログですね~
他のも色々と勉強になりました。
また寄らせて頂きますね!
これからもよろしくお願いします。
ありがとうございます。
いい映画でしたよね。
噛めば噛む程味がでますよーー。
>レイチェルさん
少しは参考になりましたでしょうかーー
濃いですかーー。ハハハ
ハウルの動く城はそうとうはまって
かなり見てしまいました。
ハウル、やっぱ熱いですね~。語ることの多い映画ですしね。何回も見たくなっちゃいますよ
またトラックバックでも何でもよろしくお願いします。ネタバレでもして頂かないと何書いてあるのか分からないような記事ばかりですので、ネタバレ大歓迎です!(笑)これからもよろしく。
おめでとうございます。
待っていましたよ。
さすがにハウルを語るだけの回数を観ていらっしゃると解説の重みが違いますね~(俺なんて軽い、軽い・・・)
心を返す・返さないという重要な部分で、何となく想像してしまうのは、強大な悪魔化なのでしょうね・・・デビルマン(コミック版)の風貌さえ感じさせる雰囲気がありましたから・・・
で、考えたのが、サリマンが戦争を止めると決断した理由も「ハウルが自分が強大な悪魔になることを止めたから」のような気がしてきましたヨ。「これ以上世界を脅かす存在は生まれないだろうから」ってサリマンも思ったのでしょうね・・・
奥が深いなぁ・・・
少年ハウルが火の悪魔と出会うところは、
自分の意志で火の悪魔と契約したのではなく、
流れ星に当たってしまったから(何かの運命によって)のような気がしました。
ハウルは、王のための魔法学校で入学して
サリマン先生に教わったので、
王のために働く(戦う)魔法使いにならないといけないのに、
それから逃げていた。。。
映画のメッセージは、
「愛するもののためであっても、
契約(義務)のためであっても、
とにかく絶対に戦っていけない」
ということではないのでしょうか?
ソフィーの行動からそのメッセージを受け取ったサリマン先生が、
戦争を終結させたのかな?と思いました。
「ネタバレ映画館」のkossyさん経由で、訪問させていただきました。
とても素晴らしい、ご感想と、探求ですね♪
私も読ませていただいてずいぶん納得しました。
私は遅ればせながら昨日見たばかりなのですけど、見た直後の感想と、今とはちょっと違ってきています。
思い起こすと、いろいろなシーンも思い出され、今現在、楽しく頭の中で遊んでいます(笑)
TBも、させていただきました。
昨日、今日と、合計三つも記事を書いてしまいました(笑)
なかなか、奥の深い映画だと思いました。
また、遊びに来させていただきますね。
こちらこそ、コメントありがとうございました。
映画が好きそうですねーーネタバレして行きますので
これからも宜しくお願いします。
>kossyさん
ついにプログです。
kossyさん久しぶりにハマリました。
これだけハマルと幸せでした。まあそろそろーー
抜けれるようにしますーーハハ
>デビルマン・・ハウルも、デビルマンも悪魔ですもんね。
机から焼けこげを消す時は悪魔らしい顔だな~と思いました。
サリマンさん、口には出さないことが色々あったかもしれませんよねーー。
>葉留さん
火の悪魔と契約・・運命ですかーーそうかも知れませんね。
>「愛するもののためであっても、契約(義務)のためであっても、
>とにかく絶対に戦っていけない」
ソフィーは弱虫でもいいーーと叫んでましたよね
私も戦争はいけないと言うメッセージは感じました。
サリマン先生ですかーー、サリマン先生がそんなに
イイ人なのかどうかわかりませんが、ソフィーの力は色々な
所に作用しているとは思いました。
>お散歩さん
TBありがとうございます。
三つも記事書いたんですか、スゴイですねーー。
読まさせて頂きます。TBはその時
させていただきますね。
私も「ハウルの動く城」大好きでしたよーー
ソフィーの帽子屋さんは「ハッター」でした。
だから、ソフィーが「ペンドラゴン」は帽子屋の名前と、
荒れ地の魔女に言ったのは、
ソフィーの正体を知る荒れ地の魔女に、
「ハウルの母」と偽って、王宮に行こうとしていることを
隠そうとしたのだと思います。
少年のハウルがカルシファーと契約したのは、
戦争などに協力させられる、王宮から抜け出すためだったのかな?
とも思いました。
(王宮を抜け出して、おじさんの小屋にいたのかと思って)
王室のために働くことよりも、
友人・家族の方が大切だと考えたというような感じで。
サリマン先生の戦争終結の決断は、
相手の隣の国の王子の呪いが解けて、
(王子も強い魔力を持っているような感じなので)
戦争終結に動き始めることも大きいのかもしれませんね。
魔力を失った荒れ地の魔女、サリマン先生の犬、
かかしのカブなど、一見、邪魔者に見えるものを取り込んだいったことが、
結果的には、ハッピー・エンドへと導いていっているわけです。
それも、何かを示唆しているように思いました。
ペンドラゴンの件は、そうですね。
何か勘違いして私は、書いたみたいです
私も、そう思います。
>少年のハウルがカルシファーと契約したのは
少年ハウルがかなり小さかったので、まだ戦争はやっていなかった
んではないかと思いました。でも細かい設定はわからないので
ある程度自分の自由に幅を持って考えればいいんではないでしょか
私はソフィーがいるから、良い方向にハウルが変わるんであって
モチロン、ハウル好きですけど、しっかりした人には思えないんです・・(友人・家族のことなんか考えていたかな~って)
ごめんなさい。(^^;)このへんはあいまいってことで・・。
>サリマン先生の戦争終結の決断は、
これは何通りもの解釈ができると思います。
私のは一番単純なものを書きました。
まあ結局自分が納得できればいいと思います・・。
カブもサルマンも背景が殆どわかんないもんで・・。
>邪魔者に見えるものを取り込んだいったことが
ハイ、家族ですから(^^)ノ
きっとそうだと思いますよ。