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パソコン版Googleドライブ(2021)でログインできない場合の対処

2021-11-10 01:22:19 | PCメモ&その他
(概要)
2021年初秋までに強制的にGoogleドライブのPC側アプリケーションの
入替が行われた。
従来の分かりにくい名前の「バックアップと同期」アプリケーションは
既に使用不能になっている。

さて、この2021年販の「パソコン版Googleドライブ」だが
基本的使い勝手はさほど変更はないが、
詳細な仕様変更が行われているため注意を要する。
またそれを原因として、「パソコン版Googleドライブ」に
まともにログインできない現象が発生し、解決したので記述する。

(現象)
パソコン版Googleドライブ(以下、単に「アプリケーション」と呼ぶ)を
インストールし、そこからブラウザ経由で
Googleアカウントにログインする訳だが、この仕組みがクセモノで、
ブラウザー側には正しくGoogleログインできた場合であっても、
そのログイン情報がアプリケーションに正常に伝わらず、
アプリケーション側でログインできません等のエラーメッセージが
表示され、アプリケーションが終了する場合がある。

(原因と調査)
数台のPCで試したところ、どうも下記のようである。

ブラウザー側でGoogleログイン後に
当該アカウントとアプリケーション側の連携を取るのだが、
(Googleアカウントのアプリ連携みたいな奴)
この時にブラウザ側からlocalhostのURLにログイン情報を乗せて、
アプリケーション側とlocalhost内のソケットで通信してやり取りしている
ようなのである。
つまり、ここの部分で何らかの通信障害が起きると、
アプリケーション側で正常にログインできず、利用できなくなる。

(根本原因)
そして、アプリケーション側でログインできないPCでは、
どうやらセキュリティースイートのファイアウォール機能※周辺が
何らかの原因で異常動作を来しており、
当該アプリケーションのプロセス(GoogleDriveFS.exe)の
通信「だけ」を阻害していた。よって
上記のブラウザとアプリケーション側の通信を阻害し、
正常にログインできていなかったようである。

※単純なWindowsファイアウォールレベルではなくて
 アプリケーションと通信パターン、および暗号化ソケットの監視まで
 行える奴である。ここまで書くと分かる気もするが…

(根本対処)
このセキュリティースイート周辺の異常動作は、GoogleDriveFS.exe
だけではなく、もう一つの別の特定の通信アプリケーションについても
「それだけ」通信を阻害している事に以前から気付いていた。

よって、根本対処はこのセキュリティースイートの
完全初期化アンインストール&再度新規インストールしか無いと言う
結論に思い当たった。よって、それを実行した。

(結果)
その結果、GoogleDriveFS.exe (およびもう一つの別の特定の
通信アプリケーション)の通信阻害異常動作が解消され、
正常に制御されるようになった。その結果、
アプリケーション側でログインが正常できるようになり、
正常に利用可能になった。

(考察)
以前の「バックアップと同期」アプリケーションは、当該
アプリケーション自体が自前でGoogleアカウントにアクセスして
いたため、このような問題は生じなかったであろう。検証不能だが。

また、とあるセキュリティスイートが原因でなくとも、標準の
Windowsの Windowsファイアウォールや、コンパネの
「ネットワークと共有センター」周辺の設定が不適切な場合にも
同様の問題は発生しうるだろう。

以上








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