吹く風ネット

虫の知らせ

1,
 昨日の夕記事で、大音響のことを書いた。一昨日の昼12時頃から音が鳴り出したわけだが、昼間は外から自動車や、近くの工場や、工事の音が聞こえるため、そこまで際立っていたわけではなかったようだ。大騒ぎになったのは、外の喧騒が終わってからだった。

 実は一昨日の昼間、急にお腹の調子が悪くなった。早退するほど酷くはないのだが、なぜか気になる。そこで昼休を利用して、薬を飲みに家に帰ろうかと思っていた。が、ほどなくお腹の調子は戻り、家には戻らなかった。

 もし、その時家に帰っていたら、ああいう騒ぎにはなってなかったはずだ。
「お腹の調子が悪くなったのは、きっと『家で大変なことが起こっているぞ』という虫の知らせだったに違いない。その知らせを聞き入れて、家に戻ればよかった」
 と後悔する一方で、
「しかし、そんな虫がいるのなら、知らせるよりも、その音を止めてくれればよかったのに」
 とも思っていた。

2,
 今朝のこと。
 いつものように、嫁さんを会社に送って行った。
 普通、嫁さんの会社に行くのは国道バイパスを使う。他にもいくつか道があるのだが、バイパスが一番早く着く。ということで今日もバイパスを走っていた。
 渋滞もなく、車は快適に進んだ。
 隣の区にさしかかった時だった。なぜかぼくは脇道を通りたくなった。少しでも車の流れが悪い時はそうするのだが、今日は流れがいい。ということで、今日は脇道に入るのはやめておいた。
 ところが、そこから1キロほど走った所で急に流れが悪くなった。信号から先が進まないのだ。普段なら1回で通り抜ける信号を、2回目の青信号でも抜けられなかった。結局信号を3回待って、ようやくそこを抜けることが出来た。さらにその先も信号2回待ちだった。おかげで、嫁さんは10分ほど遅れて会社に入ったのだった。

 こういうのも虫の知らせになるんだろうな。
素直にその知らせを聞き入れていたら、遅れることはなかったのだ。

3,
 とはいえ、こういう『虫の知らせ』体験が立て続けに出来たぼくは、幸せ者である。なぜなら、ブログのネタに出来たわけだからだ。
 もしかしたら、これら一連のことは、
「このことを書け」
 という、虫の声だったのかも知れない。

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