高校時代、ある人から「飯を食わずに運動したら筋肉が付くよ」と聞いて、部活のある日には昼食をとらなかった。そのおかげで、脂肪が溜まらず、厚みのない皮膚の下にいる腹筋君が、しっかり顔を出していた。
前に、そういう体に戻そうと、昼食を抜いて腹筋運動をやっていたのだが、厚みのある皮膚の下にいる腹筋くんは、なかなか顔を現さなかった。
その後、16時間ファスティングを始めた。そのおかげで体重や体脂肪が極端に減り、一時は腹筋君も顔を出していた。
ところがそれも1年は続かなかった。何をどれだけ食べていいと言われている8時間に、バカ食いしてしまったために、体重や体脂肪が徐々に増えていったのだ。腹筋君は再び顔を隠してしまった。
それ以来、いろいろやっている。が、相変わらずだ。再来月に健康診断があるのだが、体重が少し増えただけで、メタボ云々言ってくる連中だ。何とかしないと。