羽柴を名乗った人々 (角川選書) | |
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内容説明
羽柴(豊臣)秀吉の政権時代、有力大名の名字はすべて「羽柴」であった!関白・秀吉は、初参内の際に主要大名を侍従以上の公家成大名に任官、同時に羽柴名字を与えた。秀吉と姻戚関係にある大名、織田家出身・旧織田家臣の大名、さらには旧戦国大名の有力者までが、秀吉に服属後、相次いで羽柴名字を与えられた。これは何を意味しているのか。新しい武家の政治序列を創り出した、秀吉の野望と類い稀な政治手腕を描き出す。
目次
第1章 羽柴名字と公家成大名
第2章 秀吉の一門大名
第3章 秀吉の親類大名
第4章 織田家の人々
第5章 旧織田家臣の人々
第6章 旧戦国大名の人々
第7章 羽柴名字の消滅
著者紹介
黒田基樹[クロダモトキ]
1965年東京生まれ。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。博士(日本史学)。専門は日本中世史。現在、駿河台大学教授
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