山本源五左衛門勝安より
この系図は八代城主松井家(細川家筆頭家老)30,000石の家司を勤められた山本家(500石)の系図である。
今般現ご当主が帰郷されたおりお目にかかりわざわざお届けいただいたものである。
□書きにした上田忠左衛門は、わが高祖母の実家の初代である。つまり山本源五左衛門勝安(土水)女が上田忠左衛門に嫁ぎ(再嫁)その女子が源左衛門勝命に嫁いでいることが判る。これは上田家の史料には見られないものである。
察するに、源五左衛門女は上田忠左衛門の後室だと思われる。女子が又山本家に嫁いだという事だが、源左衛門勝命なる人は松井家当主の命により、宇土の見崎家から養子として入った人である。山本家の分家(武右衛門家)の初代という事になる。つまり上田忠左衛門の血は分家・武右衛門家に受け継がれている。
山本家の本家のご当主には初めてお会いしたが、数年前ある事柄でメールのやり取りをし、そんな中でこのことをお教えいただいたのだが、今般このような証拠ともいうべき史料を頂戴して感激している。深甚なる感謝を申し上げる。