津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

八代通い・第二週目

2005-10-15 20:39:04 | 熊本
 未来の森ミュージアムは、1階部分は人工的に造られたマウンドに埋められている。そのマウンドは芝が張られ緑が美しい。芝生の中の緩やかなアプローチを上り、二階にある正面玄関に立つと、松井家松濱軒を高い目線から見ることができる。今日は雨に打たれて周辺の佇まいが一段と美しい。アートポリスで建った熊本の名建築の中で、私が一番好きな建物で訪れるたびに感動する。建築家伊東豊雄に出会った八代市民を羨ましく思う。

 雨のせいであろうか、来場者が少ない。これ幸いとゆっくり時間を掛けて展観する。何度見ても素晴らしいの一語につきる。時間になると120~30の講演会席は満杯になった。今日の講演は、北九州市立いのちのたび博物館の永尾正剛氏による「豊前と細川家」。大変面白く参考になることが多く、こちらも大満足。「小倉城周辺の建物を取っ払うと、道筋は細川統治30年の小倉そのままですよ」とのこと。スライドの山口県文書館蔵の、慶長十七年の「小倉城図」が大変興味深かった。

 八代での展覧会は終了すると、11月18日からは北九州で再び開催されるという。あと3回見たら、北九州(小倉)に出かけるか。

【くまもとアートポリス】 
http://www.pref.kumamoto.jp/traffic/artpolis/index.html

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