津々堂のたわごと日録

わたしの正論は果たして世の中で通用するのか?

■中西太膳宛・細川齊樹の宛行状

2019-02-18 13:58:00 | オークション

                              
             
《細川斉樹知行宛行状》肥後細川家第11代当主/熊本藩第9代藩主/越中守/江戸幕府/江戸後期/古文書

 

 侍帳などにおいては「太膳」と表記されている人物だが、ここでは 宛名は「太善」と書かれている。
一画・二画の点のあとに「吉」の文字を窺がわせる「善」のくずし字である。
このオークションの品は、松本寿三郎氏の「熊本藩御書出集成」に掲載されている、下記「太膳」の項にある「細川斎樹公御書出(文化九年)百石」と同一内容のものであると思われる。松本先生が調査された史料が流出したのか・・・

      6、中西亀之允(養子 実・志水牛右衛門長房三男 格助
        
 明和五年・御近習御目付--寛政二年・御郡方御目付、御郡代
                寛政八年六月~寛政九年六月 上益城郡郡代
                寛政九年六月~寛政十一年六月 八代郡郡代
                寛政十一年六月~文化三年二月 芦北郡郡代
                    --文化三年・御番方
                    --文化四年・退隠(細川霊感公より)

      
 中西大閑 名は安福、格助と称し、大閑と号す。藩に仕へ食禄百石、近習目付、
            郡方目付及び郡代を勤む。性亢直にして果敢決断の人なり。又義父
            に仕へて善く孝養を盡せり。文政十一年正月に十五日没す。
            享年八十五、墓は子飼松雲院。

    
  7、中西      細川斎樹公御書出(文化九年)百石

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