津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■「加賀山家(伊丹氏)由緒略記」を読むー3

2023-01-02 10:45:29 | 人物

                                 斯テ兵庫頭ハ流浪ノ身ト成リ一族郎党共モ
         皆散々ニ成ケル時其一族伊丹隼人正朝明・同主殿盛久同国
         嶋上郡古曽部村ニ陰住テ世ヲ過シ如此古曽部村ト云ハ昔シ
         能因法印カ住タリシ古跡ニテ其近キ邊リ各有所共少ナカラス 此村

         内ニ加賀山ト云フ山有リシ故此時分ヨリ其住所ノ地名ニ依テ氏ヲ
         加賀山トハ改メ穪ケリ 隼人正朝明三人ノ男子アリ長男ハ加賀山
         八良初ハアタリ近キ高槻城主高山右近長房ニ仕 天正十
         年六月十一ニ日豊臣太閤未タ筑前守殿ト申テ故右大臣殿
         ノ御吊ヒ有ヘシトテ山城国大山崎ニ於テ明智日向守殿ト一
         戦ノ時高山ハ所ノ案内知タレハトテ秀吉第一ノ先手ニ定メ
         ラル時ニ源八久良十七歳長房ノ手ニ従ヒ初テ戦テ首級ヲ
         得タリ 後ニハ名ヲ少右衛門ト改陸奥国會津ニ下リ蒲生飛
         騨守氏郷ニ仕奥州ニテモ手ニアイシ由其後又丹後宮津
         ニ至リテ細川越中守源朝臣ニ仕奉リ所々ノ戦ニ御供シ功

         有リシ中ニモ慶長五年庚子八月美濃国岐阜ノ城攻ニ戦功
         ヲ擢ンテ又其翌月関ケ原ノ戦ニモ其功多カリシ故公ノ御恵ミモ
         尋常ナラス 恩賞モ度重リテ六千石ノ知行ヲ領シ辱クモ
         御諱ノ御文字ニ兼常ノ御刀ヲ賜ハリ隼人正興良ト召シ
         牧左馬允興相・志水伯耆清久・増田蔵人正重抔云フ人々ト
         同様ニ召仕ハレ居たリシカ元和元年八月十九日豊前国
         小倉ニテ身マカリヌ 年五十九                 註:切支丹の棄教を拒否して誅伐される                                  

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■歳は31

2023-01-02 09:10:09 | 徒然

                                        五十引いて歳は傘寿一と致すべし  津々

 卯の歳のお正月は温かい穏やかな一日で迎えることが出来ました。
今年こそはコロナの終息を見、ウクライナの悲惨な現状が一日も早く停戦の方向に向かう事を熟望いたします。
糖尿病の身ながら、元旦は御雑煮(御餅二つ)をいただき、おせち料理をいただきましたから、食事制限違反状態でしたが、また今日からは摂生に励もうと思います。
約一月半の食事制限や、水を飲む習慣が身について、最近はこむら返りや夜のトイレ起きが少なくなりました。
19日には又一つ齢を加えることになりますが、今からは「傘寿一歳」とすることに致しました。
気持ちを若く持って暮らせるよう、健康第一の卯の年でありたいと思っています。

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