平成元年より国の補助事業として消費者相談事業所を開設している。
年に2回開催され、石川県エルピーガス協会、行政、消費者団体で協議を行っている。
石川県では相談件数が20件(24.4.1~24.12.31)で
消費者戸数における相談件数の割合は0.00654%で国内で33番目である。
相談件数は少ない県といえる。
多い相談はおおむね以下の2つ
①供給設備・消費設備の撤去費用について 高いのでは?
②地域における平均料金について ガス代が高いのでは?
まずは、②について
ガス料金は各事業所ごとで設定が違っているので
引越ししたが・・・・。アパートだが・・・・。と地域、形態によっても違う。
そのため自分の料金が公正なのかどうかを知るために相談所を利用するのは悪いことではない。
相談窓口があるからこそ、判断の材料になっていると言える。
高いと思ったら、まずは「販売店に相談してみる」ことが大事!!
①について
撤去費用となるとさらに複雑だ。
「お客様の都合で撤去する場合は費用がかかる場合がある」(交付書面記載)
これも事業所の対応はまちまちなのだ。
事業者ときちんと話し合うことが大切。
今回の話題はカセットボンベの処理についての相談が3件あったことだ!
カセットボンベによる火災があいついだことで
カセットボンベ等の燃料容器やブロワー缶等に、
高圧ガス保安法の適用除外を受けるための要件として、エアゾール缶と同様
に、「火気と高温注意」、「使い切って捨てること」、「ガスを再充塡しないこ
と」等の注意書きを義務づけることとする高圧ガス保安法施行令関係告示の
改正(平成23年7月15日)
「カセットボンベは使い切って捨てること」が基本だが
使い切れずにたまり、処理に困っている方が多いようだ。
かなり残っている状態で、ガスを抜く作業はかえって危ない!!
処理の仕方がわからず相談するということらしい。
結局ガス事業者の好意で処理していただいているようだが・・・
なんとかならないものか!!
販売者・販売所の責任で処理することがいいのだが、
どこから買ったのかも特定できず難しい。
カセットボンベの需要は増えているそうだ。
これから処理についての相談は増えるだろうと予測される。
「使い切れなかった」カセットボンベの処理について!!
市町村まかせにするのではなく
責任をもって処理できる体制に、ガス協会や販売業者も考えていただきたい。
安心して使えるためにも必要なことではないだろうか!!
石川県エルピーガス協会は、地域見守りネットワークに協力している。(報告有)