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映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」

2006-01-21 23:18:29 | 映画
ジャンル:ファンタジー
製作年:2005年
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:マイク・ニューウェル
出演:
ダニエル・ラドクリフ
エマ・ワトソン
ルパート・グリント
レイフ・ファインズ


ベストセラー「ハリー・ポッター」シリーズの第4弾。
ついに’例のあの方’ヴェルデモート卿が蘇る!?
14歳になったハリー、ロン、ハーマイオニー達の間に起きる諍いや初恋など思春期特有の揺れる気持ちと、100年ぶりに開催される「三大魔法学校対抗試合」での死闘そしてついに蘇る真の敵・・・。

子供向けファンタジー色がすっかり薄まり、今作はサスペンスたっぷりのハラハラする展開となっている。
本国で年齢制限がついたのも頷けるちょっとヴィジュアル的にもグロい部分が。ヴェルデモートの復活辺りはもはやホラー。ついに死者も出てしまうしね・・・。
展開的にもまとめるのが難しい4作目ですが、始めての本家イギリス人監督、上手くまとめています。思春期真っ直中のハリー達の描写などはは、「フォー・ウェディング」などのコミカルなロマンチック・ラブストーリーを撮った監督ならではではないかと。ダンス・パーティでのハーマイオニーの可愛らしさは原作の想像以上で、エマ・ワトソンの可愛さを完璧に引き出しています。大人になるのが本当に楽しみな彼女です。
「三大魔法学校対抗試合」での死闘も今までのクディッチと比べものにならない生命を賭けた闘いとなっていて、映像も迫力満点。ハリーが真の勇気、正義などを試されるメイズでの出来事など、少年から青年へと成長しつつあるハリーの決断に、いよいよ最後の敵との闘いが近づいていることを感じさせられます。父親の元に連れ帰ったセドリックの亡骸に縋り付いて離そうとしないハリーの悲しみが、胸に迫ります。喪うものの重み、そして乗り越えねばならないものたち、それらが増えていくことそれが成長ということなのかもしれません・・・。
次作は一年お休みとのことで、更に盛り上がる原作をどう映像化させるのか、楽しみです。
メインキャスト以外のキャラ達もどんどん成長して格好良くなっているのが嬉しいですね(お気に入りはジョージ&フレッド)。
そして今作は最後の最後まで配役が伏せられていた’あの方’・・・レイフ・ファインズ・・・これからもやはりあのお姿のままなのでしょうか・・・声も目元も彼そのものなのですが、恐るべし特殊メイク・・・せめて美しい鼻梁はそのままにして欲しかったです(撮影現場に遊びに来た甥姪に気づいて貰えなかったそうですから)。
コメント (4)
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