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日曜洋画劇場「K-19」

2005-05-22 23:52:23 | 映画
今日は珍しく日曜洋画劇場の時間が空いていたので、見損ねていた「K-19」鑑賞。ハリソン・フォードとリーアム・ニーソンという組み合わせでどうして私は見逃していたのか!!しかも潜水艦モノですよ。ソ連軍人のハリソンくんはちょっと違和感がないでもないですが、リーアム・ニーソンは東側の人が似合うなあ。信頼し合う艦長と副艦長、も好きなんだけど反目し合う二人、というのも好き(←なんでも良いってことでは・・・)。
今年は「ローレライ」もあった事だし、潜水艦モノと言うジャンルもちょっとは日の目を見られるのではと薄い期待。潜水艦映画といえば「レッド・オクトーバーを追え!」(1990米)「クリムゾン・タイド」(1995米)「アビス」(1985米)「U-571」(2000米)「U・ボート」(1981独)ですかね。艦長・副艦長といえば「レッド・オクトーバーを追え!」のショーン・コネリーとサム・ニールが秀逸。第二次世界大戦時の潜水艦映画より、やはり冷戦時代のスパイ・アクションっぽい方が好きですね。切ってはならない均衡があるこの緊迫感。しかも潜水艦なんて、技術発達してもやっぱり最後は耳、ソナー技師の腕一つなんですよ。なんか男のロマンですね!(ってそんな興奮せんでいい)。まあ「K-19」に関しては冷戦時代の実話なのでそんなスパイアクション的には見られませんが。しかし感想と言えば、旧ソ連がロシアになってもやってることって変わらんじゃん、というか。2000年のロシア原潜クルスク沈没の時も国際支援要請が遅れたことが乗員全員死亡という悲劇の遠因になっていると思われる訳ですし。戦争の一手段として開発された潜水艦という極狭空間が作り出す緊迫した空気って、戦争の怖さを凝縮していますよね。だって逃げ場がないから戦術や連携の失敗が全員に降りかかってくるんですよ。深度数百メートルの海の下で。ううう恐ろしい・・・。やっぱり私にはスパイ・アクション潜水艦映画が似合っているようです。
コメント
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