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「キング・アーサー」

2004-07-27 00:45:34 | 映画
始まって三日目には見に行くなんて久しぶりです。でもイギリス行く前に見ておいて良かった。ブリテン島の話だもんね☆
アーサー王と言えば王となる宿命を背負った伝説の英雄。・・・なのですが、このアーサーは、地味に良い人でした。だってクライヴ・オーウェンだよ?存在感はあるけれども、華のある人じゃないもの。ブラピの「トロイ」と時期的には被るから比べられるのだろうけど、こちらは数倍地味な作品です。で、クライヴが悪いと言っているのではなくて。争いは嫌いで、仲間を大切にして、出来るだけ多くの人が助かる方法を一生懸命考えてしまう・・・と言う生真面目さが逆に、彼の為に命を捨てても良いと思えるくらいの信望を人々に抱かせるというか。英雄じゃなく普通の一騎士の物語として作られている感じで、私はすごく好感を持ちました。15年も闘ってきて放棄することになったブリテン島を、土着の民族と共に守って闘う騎士(ナイト)。ローマ帝国の為じゃなく、自分の決めた闘いに命をかける。名誉を守るために。
・・・騎士道と武士道ってどう違うのかな~?よくわかりません。
ちなみに一番派手で目立っていたのはキーラ・ナイトレイのグィネヴィア。凛々しくてカッコイイです。がんがん人を殺してます(苦笑)。地味なクライヴが実は私の好きな作品には良く出ている。「グリーンフィンガー」と「ゴスフォードパーク」はどちらもイギリス映画の良作ですv

コメント
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