アラフォー発達障害者、母になる。

アラフォーで出産した私。育児は大変だけれど、楽しい。カワイイ息子がいるから頑張れる。

発達障害者の出産。退院日

2016-10-22 08:02:58 | 出産ストーリー
退院当日は夫に迎えに来てもらいました。

出産での入院は荷物が多いので1人で帰るのは
大変です。

行きはお腹にいた子が今は私の腕の中で抱かれている。

不思議な感じです。

産科は女性病棟。授乳室はある意味女性しかいない職場のようなもの。

女性特有の人間関係が苦手な私には苦痛の場でした。

病院は自宅と違い、気を遣うし、個室に入院したとしても
看護師さんや医師など人の出入りがあるので
疲れました。

車で帰宅をし、車の中では今日からこの街で
坊っちゃんは暮らすんだ。楽しい思い出が作れるといいなと
思いました。

入院先ではミルクや排泄物で服が汚れたので
服が必要だなと感じ、母乳があまり出ないので粉ミルクを買わねば。

帰りはベビー用品店に寄り、
ベビー服や粉ミルクを買って帰りました。

坊っちゃんと夫は車の中で待機。

帝王切開の傷が痛くて普通に歩くのが困難な中の
買い物は大変でした。(私が見て買ったほうがいいので)

帰宅後は坊っちゃんをベビーベッドに寝かせました。

大きいベビーベッドに小さな坊っちゃんが寝ている姿は
可愛かったです。

坊っちゃんは新たな環境に変わりギャーって泣くかと思ったのですが、
泣きもグズりもせず、ベッドでスヤスヤ寝ていました。


発達障害だから子供を産んでも育てられない、
子供に障害が遺伝したら申し訳ないと思った時期があったのですが、
可愛い我が子の寝ている姿を見て産んで良かったと思いました。


病院とは違い、我が家は静かで刺激がないのか坊っちゃんは
病院のようにギャン泣きはしませんでした。

私も自宅は病院のように緊張しないし、
赤ちゃんの相手をするのが上手なお母さん達を見て引け目を
感じないで済むので私の心はとても穏やかでした。

病院に居た頃の私は産後うつじゃないかと思う位だったのです。

帰宅後、夫は市役所に行ったり、子育てで必要なモノを買いに
出かけました。

帰宅後は2時過ぎていました。

家の冷蔵庫を開けたら作らないと食べるモノがない!
お腹空いた。

帝王切開の手術をして退院してすぐにまさか昼食を作る事になるとは
思いませんでした。

私の場合、出産では体よりも心を消耗しました。
帝王切開では麻酔をして手術台に横になれば陣痛が無く、切った痛みもなく
すぐ産む事が出来ます。

手術の不安、術後は起き上がれずお風呂に入れず、食事は摂れないし、
子供を産んだという一仕事を終えた心の疲労感は術後数日は続き、
(子供が産まれた喜びはありますが)

帝王切開をしても出産の心労はあります(私の場合)。

でも、術後が大変で、傷の痛む中での坊っちゃんの世話は
心が折れそうになりました。傷口が痛むから身動きが
出産前のように動けないし。

手術をして帝王切開の傷が痛む中坊っちゃんのお世話で心身共に休む時間が
足りない。

産んでお腹が軽くなったでしょ?と言われますが、
お腹の傷が痛いので別の意味で軽くなっていないのです。
日にちが経てば痛まなくなるので耐えられる痛さ&大変さでは
ありますが。

家で立ち仕事をちょっとするだけでも精神的にキツかったです。

そうめんを茹でて、キャベツやモヤシ、ニンジン、玉ねぎ、ピーマン、
豚肉を炒めてソースで味付けをしてそうめん焼きそばを作りました。

退院して直後に料理が出来るとは私は元気なのか
どうなのか分からなくなりました。


夜は義実家の家族を自宅に招いて退院パーティーをしました。

義実家の人達は坊っちゃんの誕生を喜んでくれて
嬉しかったです。

坊っちゃんは自宅ではミルクやオムツ替え以外で泣く事が無いので
病院でのギャン泣きは何だったのだろうかと思いました。






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