ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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肩関節の可動域制限と脊椎および菱形筋

2019-04-15 11:34:32 | 診断即治療と虹彩学
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胸椎1個が左に捻じれている 



肩関節の可動域が制限されている方は多いのですが、このような場合は肩関節調整で治まらない場合があります。
そんな時に上部胸椎や下部胸椎の歪みも診るようにしています。

先日、
「肩関節を動かすと痛い」という方が来られました。
この方は、何か月か前に「肩関節を動かすと音がする」と言っていた方でしたので同じ原因かなと思い、同じように調整したのですが、痛みは取れません。

「あれっ?」と思いながらも、時間があまりなかったので、
「経絡を整えれば治まるだろう」と経絡調整の鍼をして他のブースに行きました。
で、戻って来て抜鍼してから確認すると、腕を挙げて痛そうな顔そしています。
そこで、手技療法で肩関節と肘関節の調整をしたのですが取れません。

七星論で考えますと、肩関節は「水=腎・膀胱」になるのですが、筋肉の構造上肘関節が影響している場合があるので、肘関節まで調整したのです。
でも、軽くはなるものの治まりません。

そこで、再度脊椎診をしましたら、なんと上部胸椎で1個の胸椎が左にズレているのです。
(上の写真を参考にしてください)
「これか!」と思い、手技で、その胸椎を調整しましたら、先ほどよりも楽になった様子ではありましたが完全ではありません。

一般的には、筋肉を狙って調整すると、その場は治まっても再発しやすいので、私は骨格と臓腑を整えるようにしています。
骨格を調整すると、それに連なる筋肉も整うし、骨格に影響を与えている臓腑も整えることで再発を減らすことができるからです。

「骨格に影響を与えている臓腑」と聞くと、疑問に思う方もいると思いますが、七星論では脊椎1個1個が臓腑との関係を示してあります。
何故かと言うと、背中のツボには、脊椎の高さに合わせて、肺兪、心兪、肝兪、脾兪、腎兪、膀胱兪などと、その臓腑の反応点(ツボ)が示されていますが、脊椎はあるのに、ツボがないのもあるのです。

これは非常に疑問に思いましたので、七星論でそれを解いていったのです。
それが拙著  『人体惑星試論奥義書』  に示した背部兪穴への七星配置で、このブログにも何度か書いてきました。

話が少し逸れてしまいましたが、この方の肩関節を治すために、

① 臓腑は整えた

② 脊椎(骨格)も整えた

しかし、軽くはなったものの、完全には治まらない。
となると、「筋肉?」と考えました。
臓腑を整え、骨格を矯正しても治まらないというのは、めったにないことだからです。

しかし、そんなことは言っていられませんので、菱形筋を調整することにしました。
菱形筋を調整した後、
「どうですかね?」と聞くと、腕を挙げて笑っています。

「どう?」と聞くと、

「治りました。違和感もありません」と言う。

「それなら最初から菱形筋を整えたら良かったのではないか」と考える人も多いと思いますが、もちろんそれでも軽くはなったと思います。
しかし、根本的なところから整えるようにしているので、臓腑を整え、骨格先にを整えたわけです。

普通は、それで治まるからです。
この方の場合は、ちょっと手こずった稀な臨床です。
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