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「カメロンはイギリスの面目を世界中でなくした」、31日朝放送英BBC、NYダウ、

2013-08-31 09:16:22 | 経済学
8月1ケ月で4.4% 下落 (学校で教えてくれない経済学)


「8月,アメリカでは、株、債券、その他の市場で下落した。これは投資家、アナリストが寝覚めの悪い秋相場を予見している兆候だ。30日、NYダウは前日比30ドル安、14,810ドルで取引を終え、8月通しでは4.4%下落した。」と8月30日付けのWSJ紙電子版にDanStrumpf,MattJarzemsky記者連名の記事冒頭に書いていた。31日朝6時台放送の米ブルームバーグに出演した投資家のStanlyCrouchi氏は「NY市場は9月4日レ―バ―デ―休日明けの火曜日から始まる。それまでアジアで2日、欧州での1日半の取引がある。その間に、戦争がシリアではじまっているかもしれない。8月の米雇用データは重要な指標になる。しかし、我々の動きより彼らの動きにより注目しておくべきだ。」と話していた。30日、NY原油(WTI)相場は前日比バレル1.0%安、107.76ドル、NY金はオンス前日比1.2%安、1,396.20ドルだった。米国債は買われ10年物国債利回りは2.79% へ下落した。

31日朝5時台放送の英BBCは「カメロン首相は世界中でイギリスの面目をなくした。フランスがアメリカのパートナ―として動く気配を示している。」と総括したあと、アメリカabcは「最も緊密な関係にあるアメリカの同盟国イギリスの決定で、アメリカは大打撃を受けた。ホワイトハウスは衝撃を受けている。今回のカメロン首相の決定前まで、軍事介入の準備に入ったと強硬発言を行っていたヘーゲル国防長官は慎重姿勢に変わった。アメリカはこの先、アメリカと行動を共にしてくれる同盟国を模索していくことになろう。」と伝えたと紹介したあと、英国主要選挙区での有権者の声を取り上げた。インタビューでは賛成、反対様々の意見が出ていた。コメンテーターは「世論には、イラクの影が色濃く残っている」と解説していた。

ドイツZDFは「ドイツ政府には軍事介入に参加意向はない。化学兵器が使われたか。その場合、誰が使用したのか。国連化学兵器調査団の結果を見守る立場だ。コーエン元米国防長官は介入に否定的発言をしている。アメリカにとってイギリスの今回の決定は少なからぬ痛手だ。ヘーゲル国防長官は数ケ月前はアサドを排除しなければならないと発言していた。現在ヘーゲルは「アサドの力を弱めるべきだ。」と表現が変わった。シリアの近隣諸国はどうか。レバノンでは緊張が一段と高まっている。レバノン人同士で立場が違う。シリア難民キャンプでは「シリアに帰りたい。故国が一番だもの」との答える子供の声を紹介していた。ロシアRTRは、プーチン大統領がアムール川大洪水での被災者を訪問する様子を詳しく紹介したあとでシリア情勢でカメロン首相が軍事介入見送りを決めたと伝え「アメリカとイギリスの緊密だった同盟関係があっと言う間に崩壊しつつあります。」との言葉で放送がはじまり「アメリカにとって大きな打撃となることは明らかだ。」と述べ昨日に続いて化学兵器を30年扱っていた専門家が画面に登場、写真だけでは化学兵器がどうかの証拠にならない。国連調査団は31日に帰国する。国連へ報告に3~4日かかる。血液分析など結果がまとまるまで4週間は要する。」と紹介していた。日本からの声は全く聞こえて来ない。日本の高校や中学でシリア情勢をどのように先生たちは教えているのだろうか。(了)

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