フェイスブック株暴落が株安をリード、NYダウ335ドル安、英EU離脱移行期間2020年末までと決まり英ポンド反発（学校で教えてくれない経済学）

フェイスブックの顧客情報がユーザーから漏洩、フェイスブック株が6.8%暴落、つれてハイテック株安リードで19日のNYダウは335ドル安、24,610ドルで取引を終えた。パウエル議長就任後初の米FOMC会合が20日から始まる。トランプ米大統領がモラー特別検察官解任のうわさも不透明感を助長している。NY外為市場では英国のEU離脱で離脱期間が英EU間で合意、ポンドが対ドルで値上がりした。つれてユーロが対ドルで反発、対円では1ドル＝106.04円、1ユーロ＝130.81円で取引された。NY原油（WTI）は4日ぶりに反発、バレル62.06ドル、NY金は4日ぶりに反落オンス1，317.80ドルで取引を終えた。

20日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「英国とEU間で英国のEU離脱後の移行期間が来年3月から始まり2020年末で終わることが決まった。英国の北アイルランドとアイルランド間の国境問題など多くの未確定部分は残している。経済界からの圧力が影響したと見られている。」と伝えた。英BBCは「元ロシアスパイの暗殺未遂事件捜査の方向が、事件に使用されたとされる化学物資検査に入った。英国はロシアの犯行と主張している一方、ロシアは物的証拠提出を英国に求めているが英国は出してこないとして一貫して事件への関与を否定している。」と伝えた。ドイツZDFは「フェイスブックの個人情報が収取・売却されたとの疑いが浮上している。さらに年前の米大統領選挙でトランプ陣営の有権者に有利に働いたとスキャンダル化している。フェイスブックは事実を知りながらなぜ何も行動しなかった事が問題と関係者が話した。「5,000万人の個人情報が不正に売却された」とフェイスブック、ザッカーバードCEOは語った。」と伝えた。

20日朝放送のロシアテレビは「ロシア大統領選挙結果がほぼまとまった。プーチン大統領が56,388,619票、76.69%を獲得して圧勝した。76%という高い投票率を記録した。プーチン大統領が多くのロシア国民によって信任されたことを意味する。モスクワ広場に3万5,000人のプーチン支持者が集まり祝福した。プーチン大統領は「集まってくださった皆さんにまずお礼を言いたい。今回の結果は、これまで以上の結果を出せということだと思う。困難でむつかしい仕事であるが今ロシアに求められているのは改革だ」と語った。各国首脳から祝福の言葉が寄せられた。マクロン仏大統領、スタインマイヤー独大統領はじめ欧州各国首脳、中国習主席、日本安倍首相、インドモディ首相、イランロウハニ大統領、シリアアサド大統領、トルコエルドアン大統領大統領、サウジアラビア、キューバ、ボリビア、旧ロシア共和国首相などからも祝福の言葉が寄せられた」と伝えた。

20日朝放送のシンガポールCNAは「19日の全人代で李克強首相補佐する4人の副首相、中国人民銀行の周小川総裁の後任に易綱副総裁が、王毅外相は留任で副首相級の国務委員に選出された。楊潔篪氏は政治局員に残った」と伝えた。中国CCTVは「19日の全人代で4人の副首相はじめそれぞれの職務別に国務委員が選ばれた」と伝えた。20日放送の韓国KBSは「イ元大統領に贈収賄容疑で逮捕状が請求される可能性がある。」と伝えた。（了）