ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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肩関節(肩峰)の痛みと回旋鍼 ・足関三穴 (8/25臨床実践塾準備)

2019-08-21 11:03:04 | 診断即治療と虹彩学
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  写真①ここが痛い          写真②三角筋

 

  写真③大円筋            写真④小円筋




肩関節に関しては、いろいろな説があり治療法に関してもいろいろあるので、解剖学的な説明を少し加えて、臨床例として紹介します。

写真①のように、肩峰が痛いと訴える方がいました。
痛みの出る角度を調べるために、肩を動かしてもらったのですが、肩を動かしながら、
「何かをしたときにピッと痛みが出て力が抜けるです」と言います。

その方が指差したところは、ちょうど肩峰(肩先)辺りで、筋肉で言うと「三角筋中部」でした。
痛みの出る角度に来ると、
「うっ!」と肩を落とします。

この方が指を差したところは、三角筋の中部です。
三角筋の中部は、肩峰に付着していて、肩関節を外転する(腕を上に挙げる)働きがあります。
ところが、三角筋は棘上筋と共に働き、その付着部は僧帽筋の付着する位置とほぼ一致するのです。
つまり、僧帽筋ともつながりがあることになります。

三角筋は、前部と中部と後部に分けることが出来、それぞれに違う働きがあります。
三角筋自体に障害が出ると、触診でも痛みが出ます。
そして、障害の後遺症として、肩関節の痛み(五十肩等)が起こる事もあります。
この方は、腕を横から挙げて、90度辺りで痛みが出てきますので、「三角筋中部」と判定したわけです。

次に、肩関節の痛みでよくあるのが、五十肩に見られる、大円筋と小円筋の硬化(過緊張)です。
大円筋の起始・停止は、起始が肩甲骨下角の後面。
停止が、上腕骨の小結節稜。
で、大円筋の主な働きとしては、肩関節を内旋する(腕を内側に捻じる)のと、肩関節を内転する(腕を体幹に近づける)ことです。

小円筋の起始・停止は、起始が肩甲骨の外側後面の下角で、肩甲下筋筋膜に付着し、停止は、上腕骨大結節と肩関節包に付着しています。
小円筋の主な働きとしては、肩関節を外旋させ、肩関節を内転することです。

そして小円筋は、棘上筋・棘下筋・肩甲下筋と共に回旋筋腱板の筋肉の一つで、肩関節を外旋します。
小円筋は、棘上筋・棘下筋・肩甲下筋と共に働くわけです。

ですから、五十肩などの場合は、この小円筋と大円筋を解すと、腕の動きが良くなります。
この方の場合も、「小円筋と大円筋を解せば楽なる」と考えたのですが、筋肉だけを動かす方法では、すぐに再発するので、回旋鍼と足関三穴を使うことにしました。

時間の都合で、経絡治療と一緒に「回旋鍼と足関三穴」も使いましたが、一応の治療が済んで、

「はい。先ほどの肩の痛みは取れていると思いますので、確認してくれませんか」と言うと、起き上がって、肩をいろいろな角度に動かしていました。そして、やがて笑顔になり、

「治ってますわー」と言います。

※ 肩関節辺りには一切鍼も手技も使いませんでした。

回旋鍼で、僧帽筋や棘上筋、棘下筋、三角筋などが整い、足関三穴で、大円筋、小円筋が整えられたともの思われます。
「思われます」と言うと、頼りないのですが、「回旋鍼と足関三穴の理論」、及びアナトミートレインなどで筋肉の連鎖を考えれば理解できると思います。

「回旋鍼と足関三穴」は、今後当院の治療に欠かせないものになりそうです。
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