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米雇用数が予想以上に増加、トランプ大統領は「USAは盤石だ」とツイートした、黒人の失業率は5.1%に低下した(学校で教えてくれない経済学)(番外編)

2019-11-02 13:11:02 | 経済学
「10月の米雇用数が12万8,000人増加した」と1日、米労働省が発表した。NY市場は、予想を上回る雇用増を歓迎、前日比ほぼ150ドル上げてスタート、前日比301ドル、1.1%高、27,347ドルで最高値に12ポイントまで迫り上げて取引を終えた。ナスダック、8,386,1.1%高、S&P500、3,066、1.0%高と過去最高値を更新した。1日付のWSJ紙電子版は、雇用統計増加を受けて、トランプ米大統領は「ワオ、USAは盤石だ。米雇用が予想を超えて増加した。GMは10月に303,000人のストライキをやっていたのだ。」とツイートしたと伝えた。

1日のNY外為市場は、米債券相場が下落、10年物国債利回りが、雇用統計発表前の1.67%から1.72%へ上昇を受けて、ドルが対ユーロ,対円共に買い戻された。対円では、1ドル=108.15円、1ユーロ=120.75円、1英ポンド=140.00円で取引された。英ポンドは先行きなお流動的だが、英国が12月総選挙を決めたことで英ポンドが買い戻されたあとも堅調に推移している。雇用増を受けて原油需要増加期待からNY原油(WTI)はバレル56.17ドル、ブレント相場は同60ドルに回復した。

1日のNY金はオンス1,516.65ドルと小幅反発して取引を終えた。金相場が大きく売られなかった。一部の専門家は「ドル相場が堅調の場合、利子がつかない「反面教師」の金相場が下げ渋っていることは、多くの投資家が、先行きを楽観していない証だ。米FRBが3回目の利下げを31日に決めた。その先の利下げを当面見送るとパウエルFRB議長は表向きは、記者会見で語った。その後のやり取りで「状況判断はデータを見て決める。」と利下げに向けてのドアーは開けていることを示唆した。米中貿易協議は部分合意だ。中国共産党は国是は譲らない。人権問題ふくめて中国は妥協できないからだ。米中貿易摩擦、欧州、アジアでの景気後退懸念は払しょくされていない。」と見ている」と1日付のWSJ紙は書いた。

1日付のWSJ紙電子版から米雇用統計関連の記事を後アトランダムだが以下紹介する。

① 10月の失業率は3.6%と9月の3.5%とほぼ横ばい。一方、パートタイム含めた意図せざる雇用数を含めた失業率は7%。2年前の7.2%から減った。リセッションの際の17%からは大幅に減った。リセッション時の失業期間は25週間が今回の10月統計まで減り続で10週間となった。大統領選の争点の一つである米雇用環境の改善を裏付けた。
② 黒人の失業率は5年前の10.3%から減り続け10月統計で5.1%に減った。50年前の日米繊維交渉の際、米国の繊維消費に占める日本の輸入比率は2%に過ぎなかったが繊維産業に従事する黒人労働者が過半を占める米南部での輸入被害を米国は強調した。サウスカロライナ2州に輸入規制を約束、ニクソンは僅差で勝利した。2016年米大統領選挙でトランプ氏は「ラスト(錆びた)ベルト」に多い石炭、鉄鋼、プアホサイトの支持を得て僅差でクリントン氏に勝利した。トランプ氏が10月統計に喝采した背景だ。(了)
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