ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

起立性調節障害について (Part1)

2019-02-25 18:19:00 | 診断即治療と虹彩学
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起立性調節障害の本 



田中英高著『起立性調節障害の子どもの正しい理解と対応』という本があります。
これは当院の患者さんが持って来て、
「これを読んでどう思われるか聞かせてくれませんか」
ということでしたので、1~2時間で十分読める本だと思い、読む事にしました。
(こういうことは基本的にしませんが……)

そのお母さんは、娘さんの「起立性調整障害」で悩んでいました。
「起立性調節障害」とはどんな病気かと言うと、この本によると以下のようなことが書かれています。

起立性調節障害の症状項目
項目が3つ以上当てはまるか、あるいは2つであっても起立性調節障害が強く疑われる場合には、アルゴリズム(問題を解決するための方法や手順)に沿って診療する

1. 立ちくらみ、あるいはめまいをおこしやすい
2. 立っていると気持ちが悪くなる、ひどくなると倒れる
3. 入浴時あるいは嫌なことを見聞きすると気持ちが悪くなる
4. 少し動くと動悸あるいは息切れがする
5. 朝なかなか起きられず午前中調子が悪い
6. 顔色が青白い
7. 食欲不振
8. 臍疝痛を時々訴える
9. 倦怠あるいは疲れやすい
10. 頭痛
11. 乗り物に酔いやすい

それら に合わせて、血液検査、心電図、胸部X線検査、のyは検査、ホルダー心電図、などがあり、
・起立直後低血圧
・体位性頻脈症候群
・血管迷走神経性失神
・遅延性起立性低血症
などなども、「ガイドライン診断アルゴリズム」に含まれています。

そして、「よく似た症状を起こす他の疾患」というのもあり、
① 鉄欠乏性貧血
② 甲状腺機能異常
③ 脳腫瘍
④ 副腎機能低下
⑤ 心筋症
⑥ 肺動脈性肺高血圧

などが挙げられていますので、それらを見逃さない為にも専門の病院で検査を勧めています。

そして治療の種類としていろいろ挙げられていますが、「なるほど!」と納得するような治療法はありませんでした。
それどころか、「塩分を控えろ」とか、「水分を多く摂れ」とか、「メラトニンをを試せ」などと書かれているので疑問に思ってしまうところもあります。

何故なら、この本を読んでわかることは、(東洋医学的な診方になるのですが)、起立性調節障害の原因臓器となっているのは「心包経」のように思えるからです。
実際に患者さんを診ても、「心・心包」が原因になっていると診ましたので、そのように考えるかも知れませんが、この本にも、

① 朝、起きれない
② 暑気を避ける
③ 「ノー」と言えない
④ 動き出すときは脳と心臓の位置を同じ高さにする

等々が書かれていて、「心・心包」の症状や、「心・心包」の弱い人への指導と同じところがあるからです。

それでは、東洋医学だとどのようにするのかということになりますが、この病気は、食事療法を取り入れたほうが早いと思います。
たとえば、この本に書かれた症状や、当院での患者さんからしますと、明らかに「心包虚」と「肝虚」がありますので、(この本に「反抗」というのがありますが、これは肝からの症状と診ます)、それらの虚を整えるために、陽性な食品が必要と思われます。

たとえば、お肉やお魚、味噌汁、根菜類等になるのですが、それと同時に「陰性な食品を避ける」というのが必要になってきます。

① 過剰な水分
② 果物
③ 砂糖の入った飲食物
④ 酢の物

は避けたほうがいいと思われます。

この本にも書かれていますが、起立性調節障害の患者さんは、水分を摂るのを嫌がります。
それは、体に水分が入りすぎているからです。
果物や砂糖や酢の物を摂っていると、水分が体内に溜まりやすいのです。
それは、それらを摂りすぎている人の筋肉を触ればわかります。

ですから、メラトニンなどを使う前に、それら「陰性と言われる食品」を避けることから始めたほうが、早く、安全に回復させられると思うわけです。
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