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脊柱と腎臓を整える治療法 (3/24の臨床実践塾&スタッフ講習)

2019-03-11 15:33:45 | 診断即治療と虹彩学
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「脊柱鍼」と言いますが…… (^o^)



先日、
「家族の腎臓が悪くて心配です。足もパンパンに浮腫んでいるのですが、ここに連れて来ようとしても、鍼が怖いと言って来ないんです」という方がいましたので、

「鍼でなくても腎臓の治療はできますよ。ちょっとやってみましょうか」と、デモンストレーションのつもりで脊柱鍼をしました。

治療は、ほんの1〜2分でしたが、起き上がってもらうと、
「ああ、体が暖かい、腰が軽い、背中が暖かいです」と、言ってくれました。
※ 「体が暖かくなりますよ」なんてことは、私は言ってないですよ

上の写真では、指を使っていますが、普段は鍼を使っています。
鍼のほうか治療効果を長持ちさせられるからです。
この治療法は、近年考えた方法で、最初は写真のように手指でやっていましたが、手技だと戻りが早いので、ツボを組み合わせて鍼での治療に替えていったのです。

治療法には、いろいろな理論と手法があり、筋骨や関節を狙ったり、筋膜を狙ったり、頭蓋を狙ったりと、それぞれに特徴のある方法が開発されています。
鍼灸は、経絡を使うのが基本と思いますが、筋骨を狙う方法もあれば、頭蓋を狙う方法、臓腑を狙う方法と、方法はいろいろです。
この脊柱鍼は、直接臓腑を狙う方法で、即効性も持続性もあるので、当院ではよく使っています。

それをいつ使うかは、治療する側の考え方だと思いますが、この脊柱鍼は、腎臓が原因の腰痛でしたら、最初に使うと患者さんからの信頼を得ることができると思います。
腰痛に関しては、七星鍼法にもたくさんの治療法があり、用途に合わせた治療法を使うので、甲乙付けがたいのですが、直接「腎」を狙うときは、この方法を選んでいます。

ちょっと施術をして、

「はい。起きて確認してみてください」と言うと、不信な顔をしながら起きあがり、腰を曲げ伸ばししながら、顔が緩んできて、

「あれっ? 痛くないですね、痛くないです」と言ってくれます。(^。^)

また、最近始めた治療法で、腎と脊椎を整える方法もあります。
これは前にも書いた気がするのですが、TST(捻揺療法)からの発展形です。
つまり、「捻じったり揺ったりする治療法」になるわけですが、今までと違うのは、「脊椎1番(C-1)」を狙う方法です。

何故「頚椎1番」なのかと言うと、七星論では頚椎1番が「水=腎・膀胱」と関係していると考えるからです。
ですから、頚椎1番を整えれば、腎に関係する症状も軽減します。
たとえば、今の季節に流行る「花粉症」も、七星鍼法では「腎と大腸」と考えますので、頚椎1番を整えて症状を軽くすることができるのです。

それよりも、何よりも、これらのテクニックは難しくないので、新しいスタッフに教えておくと、治療時間の段取りが上手くいくのです。(^_^;)
1~2分のことですが、これだけでも私の時間的余裕が出てくるので、ありがたいのです。

あ、「スタッフ講習」となっていますが、一般の方の参加も受け付けますので、興味のある方はご一報ください。
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