「米商務省は30日、7月の米個人消費支出（PCE）価格指数が前年比2.5%増（6月と変わらず）、前月比0.2%増（6月：0.1%増）。7月の米個人消費支出は0.5%増（6月:0.3%増）、3年5月ぶりの低いインフレ率が続いていることが確認され9月利下げを支援する。米FRBは金利判断にPCE価格指数を重視している。市場は「9月利下げは織り込んだが利下げ幅とそのあとの利下げペースに関心を移している。9月6日発表の8月米雇用統計を注視している。」と30日、ロイター電子版が伝えた。30日、ブルームバーグ電子版は「予想以上に堅調な米個人消費を受けて2年物米債券が売られ利回りが3.92%へ3.7BasickPoint上昇した。9月FOMCでの大幅0.50%利下げ期待は後退した。」と伝えた。
30日、NY市場でダウは41,563ドル、228ドル、0.55%高、Ｓ&P500は5,648と56ポイント、1.01%高、ナスダックは17,713ポイント、197ポイント、1.13%%高で取引を終えた。9月2日はレーバーデー代休で休場。恐怖指数（VIX）は15.00と4.15%低下。米10年債利回りは3.909%と0.05%低下。NY外為市場で1ドル=146.20円、0.89%高、1ユーロ=161.54円、0.59%高、英ポンド=191.97円、0.59%高。NY原油（WTI）はバレル73.65ドル、2.98%安、北海ブレント、同77.05%安。ＯPECプラス会合で自主減産分の段階的削減を決めた。米FRBの0.5%利下げ観測が後退したことも原油相場を押し下げたとロイター電は伝えた。NY金はオンス2，535.90ドル、0.95%安。ビットコインは5万9，153ドル、0.06%%高で取引された。
31日朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]でシンガポールCNA「ベトナムとフィリピンの両国防相がマニラで30日会談した。中国との関係で共通の問題を抱える両国の関係強化の第一歩となる。アセアン諸国が一体になる意味から重要だ。マレーシアも中国との間で大陸棚問題を抱えている。中国は一方的に南シナ海、東シナ海の海洋権益を主張している。」と伝えた。韓国KBSは「北朝鮮北西部での水害被害が深刻化してりうことがドローン映像などでも確認されている。キム主席は他国に一切援助を求めていない。少なくとも1,000人が死亡した。発電所設備の水没など電力供給網に被害が拡大している。国民の不満を抑えきれないと脱北者の一人は語った。」と伝えた。香港TVBは「香港経済の悪化が続いている。7月小売り価格が前年比11.1%増加した。自動車輸出が25%減少した。大陸からの観光客回復で中央政府に働きかけた。パリ五輪メダリストが香港に30日到着盛り上げた。」と伝えた。ドイツZDFは「ドイツ連邦政府は30日、犯罪歴のあるアフガニスタン人28人を本国強制送還した。ブランデンブルグ、チューリンゲン州、ザクセン州3州での地方選挙が9月相次ぎ実施される。AfDドイツのための選択肢は自国民の生活を放置して何故我々の税金を難民に使うのかと連邦政府を激しく非難している。今日選挙がＳＰＤの支持率は6%に過ぎない。緑の党もその他2頭含めて8%と国民の支持が得られていない。」と伝えた。
日本では30日、2025年度予算が117兆円が概算要求が出た。人口１億2,000万として1人当たり97.5万円である。自民党次期総裁候補が次々名乗りを上げて来た。肝心の国民一人一人の声が伝わって来ない。政治にしろ経済にしろいろいろなところで無関心、他人事、見て見ぬ振りする人がこれほど増えた時代も珍しい。健康を失えば全て失うことを今回体調を崩して当り前のことであるが実感した。まだ日本は元気な人が大部分である。真面目に孫や子供たちの将来のことを考えて日々対応して欲しい。（了）
