
東大寺2019年版絵馬届く
江嵜企画代表・Ken
日本画家、森田りえ子画伯から2019年版の東大寺絵馬が本日届いた。森田りえ子先生の絵馬を拝見していると難題山積の2019年も無事クリアできそうな感じになり、大いに元気をいただいた。親子のイノシシさんにお任せあれとの彼女からのメッセージなのであろうか。
株価は全てではないが、休み明け25日の東京市場では日経ダウは20,000円の大台をあっさり割った。ドルが売られ円相場は1ドル=110円割れ寸前まで迫っている。原油(WTI)はバレル42ドル台に暴落した。株安、ドル安、原油安のトリプル安で日本経済も動揺を隠しきれないでいるようだ。
トランプ米大統領が米FRB総裁を首にすることを考えているとの物騒なうわさも流れている。この度のホワイトハウスの混乱は尋常でないと市場は警戒感をあらわにした結果が世界同時株安だと見ることもできる。
ドルがいくらになるのか?原油がいくらになるのか?株価がいくらになるのか?個々の動きを追いかけることももちろん大事である。しかし、今回3役そろい踏みで下げ相場に転じた意味は無視できまい。
トランプさんが米大統領で居座り続けるとこの先アメリカはどうなるのか。まだパニックにはなっていない。しかし、この先、世界はどうなるのか。自分の国は?自分の家族の将来は?と身近な問題として不安心理が、体の中が変調をきたし、それがオデキや蕁麻疹よろしく相場の形で、体の表面に噴き出してきたのかもしれない。
ここ数日の欧米の論調に、アメリカという国が方向感覚を失い、とんでもない泥沼に足をとられかねないとの懸念が目立つようになってきた。25日付のNYタイムズ、ワシントンポスト、英フィナンシアルタイムズの論調にもそれが見られた。
森田りえ子画伯の絵馬を改めて見ていると逞しい母イノシシの姿に圧倒される。その一方で、母親に遅れまいぞとばかり、足元に年端もいかぬ、つぶらな瞳の子イノシシが描かれている。機会があれば、森田りえ子画伯に今回の絵馬の心を是非聞いてみたい。(了)