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NYダウ、見切り発車して371ドル高、株高受けて1ドル=104円台回復、トランプ逆転勝利の目は依然残す

2016-11-08 10:48:50 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「米大統領選挙後の市場は、英国のEU離脱の賛否を問うた国民投票と驚くほど酷似していると警戒している。世論調査の結果が拮抗している。「体制派」の政治への反発。一方、投票結果によって現状が破られ、株式相場が大きな打撃を受ける可能性があることだ。今回の場合の結果とは、共和党候補のドナルド・トランプ氏が勝利を収めることだ。」と7日付けWSJ紙電子版でRivaGold記者が書いていた。8日朝放送のNHK/BS[キャッチ!世界のトップニユース]の中で米ABCは「大統領選挙投票日を後1日に控えて、クリントン、トランプ両候補は勝敗を分ける接戦州に足を運んだ。クリントン候補は『今こそ国がひとつにまとまらねばならない』と最後のお願いをした。一方、トランプ候補は『今回の選挙には不正な取引が行われている』とクリントン陣営を激しく非難した。」と伝えた。米ABCは「有権者の5人に1人がどちらの候補に投票するかまだ決めていない。隠れトランプがどれくらいいるかが勝敗を左右するだろう。2000年の米大統領選挙では僅差で敗れたゴア候補が選挙結果を認めず、最終結果は12月末までずれ込んだ。」と解説していた。

8日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「トランプ候補はワシントンの政治にうんざりしているアメリカ人を取り込んだ。トランプ候補は最後の訪問先にミネソタ州を選び、アメリカを再び偉大な国に取り戻すと演説した。FBI長官がクリントンのメール問題で訴追しないと声明を出した。声明の直前までクリントン陣営はピリピリしていた。まだ誰に入れるか決めていない有権者が勝者を決めるだろう。」と伝えた。7日週明けのNY市場は、FBIの訴追せずとの声明を受けて、クリントン候補のメール問題に対する懸念が後退、NYダウは371ドル高、18,259ドルで取引を終えた。NY外為市場では株高、債券安(利回り上昇)の流れを受けてドルが買戻され、1ドル=104.46円、1ユーロ=115.40円で取引された。NY原油(WTI)は小幅高バレル44.89ドルで取引を終えた。一方、リスクオンで積み上がっていたポジションがリスクオフに変化、NY金はオンス1,278.30ドルで取引を終えた。NHK/BS「キャッチ!世界のトップニュース」、「経済情報」出演の三井住友銀行、山下えつ子氏は「フロリダで勝った候補者が大統領になるかもしれない。フロリダの結果を注目している。トランプ候補が勝利すれば市場は大混乱すると見ている。」と解説した。

その他の今朝の「ワールドニュース」ではドイツZDFが「オーストリア政府はトルコへのVISAの自由化に強硬に反対した。ガウス大統領はトルコ人権派の元編集長と会談、難民問題でトルコがカギを握っているとトルコ政府を擁護した。」と伝えた。一方、フランスF2は「ドイツ政府はリビア沖から欧州へ渡る難民に制限を加えるべきだとEU委員会で発言した。移民政策に対するドイツの著しい変化である。」と伝えた。ロシアテレビは「7日李克強首相とメドベージエフ首相が会談、ガス田開発協定ふくめロシアと中国との協力関係発展を確認した」と伝えた。豪ABCは「インド訪問中のメイ英首相はモディ首相と会談、貿易拡大の覚書に調印した。インドと英国間ではインドからの留学生に制限を設けているが進展はなかった」と伝えた。米大統領選挙結果は日本時間9日昼に大勢が判明する。(了)

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