9月2日の臨床実践塾の準備で、テキストを整理していますが、七星論について改めて考えてみた。
現在の治療は殆ど七星論でやっていますが、その即効性と治療効果には、私自身も非常に納得している。
では、何故七星論を考えたのかというと、いくつかの理由があります。
主なものを挙げてみますと、以下のようになります。
① 鍼灸学に発見した古典の矛盾がどうしても納得できなかった。
鍼灸の本には「矛盾は矛盾のまま通していくと、いつか分かる時がくる」と書かれたのもありますが、私はずっと納得できなかった。
② 今後も矛盾のまま残すのは疑問に思った。
矛盾を矛盾のまま残すのは問題解決の先送りで、後輩への負担を虐げるだけだと考えたわけです。
③ 矛盾を整理するための理論がない。
最初は矛盾を五行論で解決しようと必死になりましたが、いろいろ視点を変えて検討を繰り返しても、どうしても解決できないので、とうとう根底の理論から考えるようになったのですが、スタッフからも疑いの目で見られる始末。
語り合える人もなく長い月日が流れ、結局五行論では解決できないとことに気付いた。
④ 即効的な治療法で患者さんを救いたかった。
もともと鍼灸には「鍼での骨格矯正」という概念がない。ところが、経絡治療と骨格矯正鍼を併用することで、即効的な治療が可能になる。しかし、経絡と骨格矯正鍼を繋ぐ理論がない。もちろん五行論では解くことができない。
⑤ 鍼灸だけでなく多くの治療法のスキルの解説を試みた。
鍼灸が論理的な治療法であるためには、理論解説が必要になる。それも比喩的な理論ではなく、客観的にも説明できる方法でなければならない。
何故、何故、何故、七星論なのか。ご理解頂きたい。
現在の治療は殆ど七星論でやっていますが、その即効性と治療効果には、私自身も非常に納得している。
では、何故七星論を考えたのかというと、いくつかの理由があります。
主なものを挙げてみますと、以下のようになります。
① 鍼灸学に発見した古典の矛盾がどうしても納得できなかった。
鍼灸の本には「矛盾は矛盾のまま通していくと、いつか分かる時がくる」と書かれたのもありますが、私はずっと納得できなかった。
② 今後も矛盾のまま残すのは疑問に思った。
矛盾を矛盾のまま残すのは問題解決の先送りで、後輩への負担を虐げるだけだと考えたわけです。
③ 矛盾を整理するための理論がない。
最初は矛盾を五行論で解決しようと必死になりましたが、いろいろ視点を変えて検討を繰り返しても、どうしても解決できないので、とうとう根底の理論から考えるようになったのですが、スタッフからも疑いの目で見られる始末。
語り合える人もなく長い月日が流れ、結局五行論では解決できないとことに気付いた。
④ 即効的な治療法で患者さんを救いたかった。
もともと鍼灸には「鍼での骨格矯正」という概念がない。ところが、経絡治療と骨格矯正鍼を併用することで、即効的な治療が可能になる。しかし、経絡と骨格矯正鍼を繋ぐ理論がない。もちろん五行論では解くことができない。
⑤ 鍼灸だけでなく多くの治療法のスキルの解説を試みた。
鍼灸が論理的な治療法であるためには、理論解説が必要になる。それも比喩的な理論ではなく、客観的にも説明できる方法でなければならない。
何故、何故、何故、七星論なのか。ご理解頂きたい。