ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

病気では手遅れが一番怖い、ある時期過ぎれば名医も命を救えない、今こそ若者の出番である

2011-06-14 09:53:04 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


M6規模で2月発生後初めてとなる地震が、ニュージーランドのクライストチャ―チで、6月13日発生し、現時点で10人が負傷、5万世帯が停電したと豪ABCニュースが伝えていた。イタリアで「脱原発」含む4項目で国民投票が実施され、現時点で94.6%が「脱原発」に賛成、ベルルスコ―ニ伊首相は「原発の新規建設は取りやめる。今後さらに自然エネルギーを推進する」などと語ったとイタリアでの「脱原発」の動きをフランスF2とドイツZDFが伝えた。

英BBCは医療改革法案について、ロシアRTRはイエーメンが内乱状態に陥っておりロシア市民に退避勧告を出したと伝えた。米ABCは、アメリカの航空会社が手荷持追加料金で儲けていると問題視していた。豪ABCはNZ地震に加えて、チリ―のフジェウエ火山の噴煙がジェット気流に乗り、同緯度にあたるが、6,500キロ以上離れたオーストラリアに流れ込み、航空機に減便が相次いでいると伝えた。

その他の放送局では、中国広東省で学生暴動が起き25人が逮捕されたこと、ベトナムが南シナ海で軍事演習を行った。ベトナム・中国間での紛争がエスカ―レートしていると伝えた。韓国KBSは北朝鮮が核の小型化に成功したと伝えていた。カタール、アルジャジ―ラは、ス―ダン南北分離問題で緊張が高まっていると伝えていた。

一方、NY株式市場では、商い閑散のなか小幅の値動きを繰り返し、13日のNYダウは前日比1ドル高、11,953ドルで取引を終了した。米ブルームバーグに出演した証券会社ディ―ラ―は「投資家は安全な場所を探している。チャンスがあれば参加しようとしている」などと話した。「ワールドWaveMorning」に出演した三井住友銀行、森谷亨氏は「グローバル景気を確認する頭の重たい相場展開を予想している」などと話していた。

NY外国為替市場では、不活発な動きの中、1ドル=80.21円、1ユーロ=115.61円で取引された。S&Pがギリシャ国債を投資不適格を示すBからさらに3段階下のCCCへ引き下げた結果、1ユーロ=1.44ドル台までユーロが対ドルで売られた。現状ではギリシャの債務不履行は避けられないとS&Pは判断している。NY原油WTI相場はバレル1.99ドル安の97.30ドル、NY金先物もトロイオンス13.60安の1,515ドルで取引を終えた。

「ワールドWaveMorning」(世界の扉)では、エジプトにこの秋新政権が誕生する。ムスリム同胞団に対する扱い如何では、反イスラエルに傾く可能性が出てくる。イスラムとパレスチナとの関係で新政権が着地点を見出せるか注目されると解説していた。

地球は一つである。チリ―の噴煙がオ―ストラリアに飛んでくる。2月にニュージーランドで地震が起こり、3月にフクシマで地震が発生した。ところが、日本では、世界の動きやひとりひとりの国民の生活お構いなしに、政治家は、日々、政争に明け暮れしている。

病気の治療でも手遅れが一番怖い。ある時期を過ぎてしまうといかなる名医をもってしても命を助けられないと言われる。今こそ、この先10数年生きて行かなければならならない若者の出番である。(了)

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論語と鍼灸 (40) あの鍼灸院はなんで流行っているのだろう

2011-06-14 09:25:06 | 論語と鍼灸
【故(ふる)きを温(たず)ねて新(あたら)しきを知る、以(も)って師(し)を為(な)すべし】
(むかしのことを学び、それを参考にして、これからなすべきことを理解するなら、師になれます)


最近出版される『論語』では、「温めて」(あたためて)と読ましており、鍋の中でグツグツと煮たぎるイメージをさせているようですが、「たずねて」のほうに慣れている人が多いと思いましたので、「たずねて」にさせて頂きました。

人物の観察法は何度か書きましたが、佐藤 一斎先生は(1772年11月14日- 1859年10月19日、美濃国岩村藩出身の著名な儒学者)、「人と初めてあったときに得た印象によって、その人を判断するのが最も間違いない正確な人物観察法なり」という人物観察をしていたようです。
最初に会ったときにその人をよく観れば、多くは誤らないというわけです。
2~3度会ってから観察すると、いろんな情報が入ってきたり考え過ぎたりして誤りがでやすいわけですね。

最初に会ったときは、理屈や情が混ざらないので、純粋にその人を観ることができるわけです。
例えばその人が外面や言葉を飾り立てていても、本性が観えることがあります。
たいていは眼に現れるのですが、特に初めての人の眼は観るべきです。
やましい心で近づいてきた人は、笑顔を見せていても、眼に曇りがあるものです。

その場合、その人が安心するのは何か、何に満足して暮らしているかなどを観れば、たいていはわかるものです。
その人が隠そうとしても、心が正しくなければ、必ず表情や言葉も正しくないものになるからです。

しかし、それでもわからないときがあります。
そんなときは(経営に関係する人なら)、その人を調べる必要があります。
『六韜』(りくとう)という中国兵法書に「相手が有能かどうかを見抜く8つの方法」があります。

① 質問してみて、どれだけ詳しく知っているかをみる。
② 糾問してみて、どう切り抜けるかをみる。
③ スパイを使って裏切るようにそそのかしてみて、どれだけ誠実かであるかをみる。
④ 目立たないところで、何をしているかを調査してみる。
⑤ お金を管理させてみて、どれだけ清廉であるかをみる。
⑥ 美女に誘惑させてみて、どれだけしっかりしているかをみる。
⑦ 困難なことを言いつけてみて、どれだけ勇敢であるかをみる。
⑧ 美酒を飲ましてみて、酔ったときの態度をみる。

これらを現代に当てはめて考えてみるわけです。


知人や友人の成功や失敗、には興味があると思います。
鍼灸師なら「流行っている鍼灸院」や「つぶれた鍼灸院」には興味があると思います。
そのストーリーを聞きたいはずです。

古典と現代の違いは、200年前の話なのか、2年前の話なかの違いで、人間の心は同じなのです。
ですから、歴史に出てくる難問解決法を学ぶことは、自分が難問にぶつかったときの参考になるわけです。

開業、運営、或いはスタッフの問題。
或いは、成功した秘訣。
問題や疑問のないところはありません。
それらをスムーズに解決するために「故きを温ねる」のです。

7月31日の臨床実践塾では、一穴鍼法の実技と、成功の秘訣「五美」や「枠組み」について話をするつもりです。
お楽しみください。

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