Liner Notes

素人感覚で自由にあれこれ思うことを綴ってみました!

♪45「Season's Greeting 〜2020秋」

2020-11-21 | Season's Greeting
 「本人のやる気を削がないように、夢は夢として尊重してあげて、そろそろ現実的な選択肢を準備しましょう」
 長男が通う高校の保護者面談にて、先生が話す言葉。

 保護者面談が終わり、教室から出た廊下の窓越しには、「秋はもみじの永観堂」と古くより称される紅葉の彩りが瞳に映ります。

 永観堂の名で知られる浄土宗総本山の一つ禅林寺、そのご本尊は見返り阿弥陀と呼ばれるそうです。

 その姿は救いを求める人々に手をさしのべるだけでなく、救いを求めようとしている人々が他にいないかを確かめようとしているような気がします。

初稿 2020.11.21
於 永観堂(京都・東山)
〈紅葉紀行〉

①粟田口隧道(通称ねじりまんぼ)

②南禅寺・三門を望む

③琵琶湖疎水の傍らにて

④秋はもみじの永観堂

⑤永観堂・多宝塔を望む

⑥紅葉色から黄金色へのマイグレーション
⑦黄金色の紅葉

⑧阿弥陀堂からの眺め

⑨放生池に映える紅葉

⑩龍の如き紅葉
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#100「秋桜」

2020-11-15 | Liner Notes

 「パパには分からないよ。私の気持ちなんて」
 週末、顔を見に行ったときに悔しさをにじませて話す大学一年の長女。

 期待に胸を膨らませた一人暮らしの大学生活もつかの間、コロナ禍のおかげで講義のほとんどがリモート授業。歯科矯正費用を貯める為のアルバイトも思うように入れず、ようやく始動した部活動で思いもよらない怪我。

 「でも、パパが悪いわけではないし、誰も悪くないことも分かってる。話を聞いてくれてありがとう」

 口ではそう言いながらも、少しずつ親の気持ちも理解してくれるようになったのかもしれません。そして、いつの間にか、大人になってきているような気がします。

初稿 2020.11.15
於 大春車菊〈花言葉:乙女の心情〉
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#99「選手権」

2020-11-07 | Liner Notes

 「パパ、コロナのせいで応援は自粛だって。だから、来なくていいからね」と見に来て欲しいのか、それとも見に来て欲しくないのか、よそよそしく話す高校二年の長男。

 全国高校サッカー選手権京都大会、四回戦までは会場すら非公開の応援自粛でした。自粛緩和の準決勝に当日届いた長男からのLINEには、「検温チェックシート、忘れた」

 長男が出場する訳でもなく、持ってきてとお願いもされてないけど、これも何かの巡り合わせかなと思い、届けた会場で感じたのは、出場する選手達のボールに対する集中力と競り勝とうとする緊張感。

 当然、出場する選手は検温チェックシートを忘れるはずもなく、たとえ出場できなくても、声をかけられたらいつでも出場出来るように常に集中力と緊張感を持っているような気がします。
 
初稿 2020.11.3
於 太陽が丘陸上競技場(京都・宇治)
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α8「没後20年 今竹七郎展」【2020】

2020-11-03 | Inspirations

 妻の両親が新居に訪ねてくれたので、三密を避けて近所の美術館へ。
(撮影&SNSアップはOK、立ち止まってのスマホ操作がNGでした。ひょっとして三密対策なのかもしれません)

 「どこの誰だか知らないが。そのデザイン!誰もがみんな知っている」
近代日本デザインのパイオニアの一人、今竹七郎氏の回顧展のキャッチコピー。

 約百年前当時、日本最大の都市・大阪と東洋最大の貿易港・神戸の間を中心とする地域で育まれた文化・生活様式は阪神間モダニズムと呼ばれた商業広告の黎明期。

 時代の変化に伴い、戦時のブロパガンダから戦後のコーポレートデザインへ。その活動の幅や移ろいを観ると、ちょうど同じ時代を描くNHK朝の連ドラ「エール」を彷彿させます。

 周囲の期待に応えようとすると時代の変化に呑まれてしまうのかもしれませんが、自らが伝えたいメッセージに揺るぎない軸があれば、時代の変化に合わせることが出来るような気がします。

初稿 2020.11.2
於 大谷記念美術館(兵庫・西宮) 
(2020.10.10~ 2020.12.6)
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#98「運動会」

2020-11-02 | Liner Notes

 「パパ、いつまで居るの?今週木曜日にリレー大会があるから観に来てね!追い抜いてみせるから」と自信ありげに微笑みを隠さず話す小学四年の次女。

 コロナ禍のおかげで運動会は学年別リレー大会へと様変わり。授業時間枠の平日開催のためわずか一時間程でしたが、定着してきたテレワークのおかげでワークライフバランスの恩恵を実感します。

 「あの黄色のゼッケン、5番の子も撮ってね。あっでも、うちの子は緑色の12番だよ」
 妻からお願いされたお友達の子供の顔と名前が一致しないなか、ようやく見つけた望遠一眼レフのファインダー越しに写る次女の姿。
 でも、どことなく不安そうな顔をしているのは、前の走者が遅れてしまって、もう誰も追い抜くことができないアンカーになってしまったせいかもしれません。

 「頑張ったね!とってもいい走りだったよ!」誰も追い抜けなかったけど、懸命に駆け抜けた姿は紛れもない成長の証。これからどんなときも勝ち負けの分け隔てなく、ベストを尽くしてほしいと思います。

初稿 2020.10.29
於 リレー大会(兵庫)
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