人生で一番大切なもの 実存主義者 キルケゴール

　そこで、自分探しとして、キルケゴールは「やりたいことをなんでもする！（犯罪や、迷惑をかけることでなければ）」ときめました。今、日本でも、「やりたいこと」と「やらなければならないこと」があって、試験とかを初めとして、「やらなければならないこと」のために、「やりたいこと」を押し殺している人は多いと思います。でも、彼は、「やりたいことだけ」をやったのです。ちなみに、自分も２３から２８歳くらいまで、そうしていました。昼は音楽を製作したり、好きな本を読んだり。夜は、時給７５００円以上で家庭教師を３時間だけする。キルケゴールは、このような「やりたいこと」のみを本音でやる状態を「美的実存」といいました。