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TANAKAHAN日々思った事を綴ってみたりして

情報の扱い方

2016-04-20 23:15:19 | Weblog
本震から4日が経過した。各種SNSを眺めていると多くの人が震災に関するいろんな情報を発信している。その情報は、被災者にとって必要な情報と、救援隊にとって必要な情報がある。自分の立場に応じて必要な情報を見極めれば済む話だが、これをもっと明確に区別できないだろうかと思ったりする。情報発信は実に難しい。善意で発した情報が実はデマで、無実の人を傷つけたり、支援物資をいろんなところに行き渡らせようとして、支援物資の集約先を複数提示した結果、人とクルマが無駄に動き、渋滞を招き、救援隊の被災地への到着が遅延し被災者が致命的なダメージを負ってしまう。たかが情報と思ってはいけない。いろんな事を想定して慎重に発信すべきかも。ところで、物資の支援を身近に見て思うことがある。多くの支援物資は熊本県庁や熊本市役所に集まった。個人や企業からの提供と思うが、中にはワゴン車数台に物資を積んで直接被災地に届ける有志のグループもある。こういう方々の行動には本当に頭が下がるが、やはり、大局を見て計画的に人と物を動かす旗振り役が必要だと思う。もし物流と保管スペースを考えるのなら、僕は九州全域へのアクセスに適したグランメッセ熊本を拠点に考える。災害(特に地震)は戦と似てる。優れた頭脳集団が本気で現状分析と状況判断を行い、的確な戦略を実行しないと負けてしまう。ここで言う「勝ち負け」とは、「どれだけ人を生かせるか」ということ。
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