しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

アンフェア the answer

2011年11月20日 20時26分06秒 | 作品名(あ行)
第247回「残るカードはあと2枚・・・かな?」

以前から苦言を呈している「テレビドラマからの映画化」ですが、今回の作品「アンフェア the answer」も同様の戦略で作られた映画です。前作からすでに4年経過しているので映画の冒頭で簡単なあらすじは流されますが、ドラマや映画を観ていないとやっぱり十分には楽しめないと思います。

警視庁検挙率ナンバー1の女刑事「雪平夏見」彼女はかつて刑事だった父親を殺害された事件を追いかける為に刑事になった。しかし、あまりの自分勝手で独断専行な性格が災いし、現在は北海道・西紋別署に勤務となっていた。ある日、都内でネイルガンによる連続殺害事件が起こる。被害者が発見された現場には被疑者と思われる指紋などが残されていたが、やがてその被疑者が次の被害者となって見つかるという予告連続殺人となっていく。そして、4人目の被害者となったのが雪平夏見の元夫であった佐藤和夫だった。そして、その現場には雪平の指紋が残されていた。被疑者となって逮捕された雪平は、取り調べの途中で東京から来た東京地検検察官の村上を人質にし、逃亡を図る。東京へ来た雪平はやがて犯人が父親を死に追いやった「警察内部の不正」に関係していることを知り、単独での捜査に乗り出していく。

この作品は、もはやテレビシリーズの時から見続けてくれているファンの暖かい目線で観ないとダメなのかも知れません。正直、今回の事件について犯人が何をやりたかったのかまったく見えてきませんでした。(USBを取り返したいだけならば、もっと簡単な方法があったはず。)雪平夏見もほとんど捜査らしきことはしていないし、結末に辿り着いてから冷静に考えてみれば、すっかり相手側の手のひらに乗っかって動かされている。考えれば考えるほど稚拙な計画。この作品から観た人は何が何やらといった感じではないのでしょうか。

それなのに、私が最後まで鑑賞できたのは、テレビシリーズからのこの作品の「お約束」の部分をわかっているからに他なりません。次々と減っていく登場人物。次々に現れる裏切者。最後にあの人が出てきても、「ああ、やっぱりね。残るは彼と彼か・・・」とこの意味不明な事件と行動を許せる心があったからではないでしょうか。

点数は★★★☆☆です。これでも贔屓目での点数です。劇場での鑑賞はオススメしませんね。一年後に「土曜プレミアム」枠での放送を待ちましょう。検挙率ナンバー1の刑事がなんであんなに簡単に騙されてしまうのでしょうか。「answer」とタイトルについていますが、全然答えは出ていません。どうやらまだまだ続編を作りたいのでしょうね。裏切者になり得る手札が2枚残っていますからね。

それにしても、どうしてフジテレビ制作の映画には「愛国者達」(メタルギアより引用)のように裏で手を引く巨大な組織が多く登場するのでしょうか?後々、「SP」+「アンフェア」みたいな映画を作りたいのでしょうかね?だったら、それに「踊る大捜査線」も加えてしまったらどうでしょう。きっと・・・・(笑)

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