しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)

2013年01月13日 23時48分42秒 | 作品名(は行)
第291回「多くの人の目に触れる物は、それなりの表現になる」
正直、この作品がこれほど人気が出るとは思っていなかった。確かに「週刊少年ジャンプ」に長年連載されているし、コミックスの売り上げもいい。2度のアニメ化もされている。しかし、私の中では決して万人受けする作品とは思っていなかった。彼の独特な世界観と緻密に計算されたストーリー、少年漫画とは思えない残虐描写。個人的には大好きな作品ですが、幼い子供たちが純粋に楽しめる作品ではないと思っていました。だから、今回劇場に足を運び、そこで見た光景に違和感を覚えたのはいうまでもありません。今回の作品は「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」です。

クルタ族と呼ばれる種族がいた。彼らは興奮すると眼球が緋色に輝く珍しい種族だった。その為に多くの人々から差別・迫害され、山奥で静かに暮らすようになっていた。彼らの持つその「緋の目」はその状態のまま死ぬと緋色はそのまま保たれる。闇市場では高値で取引されている。その為、「幻影旅団」といわれる盗賊団に襲われ、一族は滅亡してしまう。クラピカはその一族の唯一の生き残りで、旅団を壊滅し闇市場に出回る全ての「緋の目」を取り戻すためにハンターとなる試験を受けた。そこで出会ったゴン、キルア、レオリオと友情を深めていた。ある日、旅の途中で死んだと思われていたクルタ族の親友パイロと出会うが、それはパイロの精神を宿した傀儡(人形)だった。かつて旅団に所属していたオモカゲに操られていたのだった。罠にはまり緋の目を奪われてしまったクラピカ。ゴン達は緋の目を取り戻すために、ある街を訪れるのだった。

アニメーションだし、映画なのだから冨樫義博らしさがかなり薄まっているのは仕方がないのですが、いかにも子供たちが喜びそうな展開や、無理やり登場人物をこれでもかと集めた展開に、興醒めしながらの鑑賞でした。「ああ、そういえば昔見たアニメ映画って、こんな感じだったよな。」なんて思いながら。正直、鑑賞するともらえる0巻が目的だったから、まあいいか。

ただもう少し脚本を練ってもらえたらと思う部分がいくつかありました。オモカゲが作る人形がどうしたら出来上がるのか?死んだ人物を使うのはわかるのですが、キルアの兄であるイルミや旅団のメンバーの生きている人物の人形を作るための条件の説明がなく、ずっとそれを考えながらの鑑賞でした。(劇中で説明あったかな?)

最近、別な映画でも話題になったゲスト声優という名のド素人俳優が重要な登場人物を演じる問題ですが、この作品でもパイロ役に川島海荷、オモカゲ役に藤木直人という配役でしたが、思っていた以上に上手に演じていたので、これに関しては目をつぶることにしましょう。

点数は★★★☆☆です。劇場版としては及第点でしょうが、ファンとしては(おそらく無理でしょうが)もっと冨樫義博らしさが満載の脚本が用意されたらと思いました。

劇場でもらった0巻に原作者の冨樫義博が答える一問一答があり、今後、クラピカと幻影旅団はどうなりますか?の質問に「全員死にます」と答えた冨樫義博らしさにニヤリとしてしまったのは私だけでしょうか?

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潘めぐみ,伊瀬茉莉也,藤原啓治,沢城みゆき,浪川大輔
バップ


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