しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

2014年04月20日 23時48分51秒 | 作品名(か行)
第344回「なぜこれほどワクワクしてしまうのだろうか?」
もはや今週は前置きを色々と綴る必要は無いでしょう。もちろん「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」です。今年ほど面白そうなアメコミ映画が続々と公開される年は珍しいのではないでしょうか。私は予告編を観るだけでワクワクしてしまい、公開が楽しみで仕方ありません。

「アベンジャーズ」の戦いから2年が経過し、キャプテン・アメリカことスティーブン・ロジャースはニック・フューリー長官の率いるS.H.I.E.L.D.(シールド)の一員として多くの事件を解決していた。任務は順調に遂行する彼だが、70年の眠りから覚めた彼には友人と呼べる人物はいなかった。ある日、ニック・フューリーが警察に偽装した武装集団に襲われるという事件が起こる。そのリーダーとして姿を見せた義手の左腕を持つ暗殺者「ウィンター・ソルジャー」と呼ばれる人物によって長官は殺されてしまう。リーダーを失ったキャプテン達にさらにS.H.I.E.L.D.内部から暗殺の手が伸びる。同じ任務に就いていたはずの仲間達から襲撃を受けるキャプテン達。信じられるはずの組織から追われることになってしまったキャプテン達の運命は。そして謎の暗殺者ウィンター・ソルジャーとは?

前作の「キャプテン・アメリカ」はどうしても「アベンジャーズ」に向けてリーダーであるキャプテン・アメリカを登場させる為の作品だったので、そこへ辿り着かせる為にちょっと説明的になり過ぎていたような印象を受けました。1つの作品として見応えはあったし、お話も見事ではあったのですが。今作は現代での生活を始めたキャプテンの本当の意味での主人公として大事な1本だと思っていました。だからこそ、それをどう描くのかがとても興味深くもあり、心配でもありました。だって彼はとてつもないパワーを秘めていないし、空も飛べないから。ところがそんな心配は杞憂に終わりました。136分という時間の中で現代という時代で生きていこうとする彼の葛藤。前作から関わりのある人物との再会。それはとても切ない再会なのですが、物語に深みを与えてくれます。

予告編やサイトなどですっかりネタバレしてしまっているのですが、新キャラクターのファルコンの能力やウィンター・ソルジャーの能力がちょっと派手さに欠ける部分ではあるのですが、その部分はそれぞれキャラクターの魅力で補っていたと思います。ウィンター・ソルジャーの正体も、アメコミに詳しい人やサイトなどですっかりバレてしまっているのですが、個人的には死んで欲しくないキャラクターだったので、登場を知った時は今後の展開にワクワクしました。今後の展開に彼がどのように関わっていくのかがとても気になります。願わくはロキくらいの人気キャラクターに成長して欲しいと思っています。

キャラクターでいえば、今回はあの名優ロバート・レッドフォードがとても重要な役で登場します。娯楽作品への出演をよく承諾してくれたなぁ。とビックリしたのですが、まったく違和感なく、彼が作品の厚みを与えてくれたのは間違いありません。

点数は★★★★★です。もうアメコミ映画ファンとしての加点が余分に1点含まれていると思っていただいて結構です。マーベルの今までのシリーズを散々観てきた人が楽しむための映画で、この映画からスタートするのは全くおススメしません。面白さが半減どころか、まったく解らないと思うので。なのに私が観た回の劇場には結構なお年を召されたおじ様おば様が多く見受けられたのはどうしてでしょうね?特におば様2人組が私の近くに座って、やがて寝息を立て始めたのには参りました。どうして観ようと思ったのか疑問です。

これで「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」へ向けて主要3人のそれぞれの作品が終わったわけで、あとは本編を残すのみとなり、そこへ向けての伏線もエンディングで少し描かれます。個人的にはハルクを主人公にした作品も観たいのですが、その話は全く聞こえてこないですね。すでに新キャラクターの話も聞こえてきて、それらがどう絡んでいくのかが今から楽しみです。さらには第3フェーズへ向けての話題も聞こえてきて、今後何年も楽しめそうで嬉しい限りです。

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