しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

宇宙戦争

2005年07月10日 23時58分27秒 | 作品名(あ行)
第14回「正しい宇宙戦争の観方」

今週は、先週お話した通り「宇宙戦争」を観に行ってきました。
ある人がこんな事を言いました。「同じ時期に同じタイトルの映画をやらなくてもいいのにねぇ。」私は思わず「なんの事だ?」と思いました。よく考えてみると…「スターウォーズ」と「宇宙戦争」
そう!英語と日本語の違いはあれども意味は同じなんです。今年を代表する映画が同じタイトルなんて、不思議なこともあるもんですねぇ…と無駄な話はこのくらいにして

この宇宙戦争という映画には、観方があると思うんです。今まで映画になった多くの宇宙人物の映画では主人公は必ずと言っていいほど、話の中心にいて宇宙人に対して勇敢に挑んだり、退治する方法を編み出したりと、主人公を通して「宇宙人との戦い」が描かれていました。

ところが、この作品のトム・クルーズは見事なくらい「その他大勢の普通の父親」を演じていました。それが私には心地よく感じられたのです。多分、多くの人達が期待を裏切られたと思っているでしょう。
だって、トム演じる主人公は宇宙人と勇敢に戦ったりしないし、宇宙人の倒し方を考えたりしないんです。とにかく子供達を守ろうとする父親なんです。普通の映画ならば、脇役の役目であるはずのお話を主人公としてスポットを当てている作品なんです。
たぶん、宇宙人との壮絶な戦いはどこかで行われている事でしょう。たぶん日本あたりで(笑)
スピルバーグが描きたかったのはそこではなかったのでしょう。私はその描き方に賛成です。

決着の着け方がご都合主義と言われればそうなのですが、いいんじゃないですか、確かにどこかで見た事あるようなオチですよ。宇宙人もどこかで見た事あるような姿でしたよ。でも私的にはありでした。★★★★☆です。多少、強引なところがあったのでマイナス1ですかねぇ。(息子のこととかね。)

何かの映画で「スピルバーグは国に頼まれて、宇宙人が現れた時に人々がパニックにならないように宇宙人物の映画をいっぱい作ってる」って言ってたのを思い出しました。確かにそうなのかも・・・(笑)

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