しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン

2011年07月31日 00時01分45秒 | 作品名(た行)
第231回「リベンジのリベンジはできたのか?」

個人的には失敗とは思っていないが、監督が認めてしまってはそう言わざるを得ないでしょうね。失敗の要因はオプティマスを一度死なせておいて、生き返らせる方法がイマイチわかりずらかった事。舞台(場所)をコロコロと変えて目的が希薄になってしまった。人間にトランスフォームさせたなど、挙げればいくつもあるが、同じ失敗は繰り返さないであろうと願っています。今夜の作品は「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」です。

1960年代に米ソの間で行われた宇宙開発競争は月の裏側に墜落したオートボット達の宇宙船を確認する為のものだった。世界中が固唾を飲んだ月面着陸の裏で秘密裏に行われた計画があった。時が経ち、現代。サム・ウィトウィッキーは大学を卒業したものの就職できずにガールフレンドのカーリーのところで居候していた。普通の生活を求めながらも、どこかでかつての命がけの冒険を欲していた。そして、また彼のもとにディセプティコンが迫りつつあった。

相変わらず、どこをどうトランスフォームしたら、その形になるのかわからないのは健在です。とにかく画面がゴチャゴチャでどれが建物でどれがオートボットなのか良く観ていないと目がチカチカするかも。(3Dで観たらもっとだろうに・・・)

ストーリーは前作に比べればわかりやすく、展開のテンポもいいです。出てくるキャラクターもそれぞれ役目があるし、敷かれた伏線もキチンと回収されている。よく練られた脚本なのは認めます。ただやはりいくつか苦言も・・・

まずはやはりヒロインの交代。色々あったのでしょうが今作の彼女はちょっと魅力に欠けるように思いました。(これは個人的な趣味があるかも)あとはディセプティコンに現れた多くの兵隊が全くトランスフォームしなかった事。私が認識できたのが1体あっただけであとは通常の姿でしか登場しないのは残念。やはりこの映画の魅力は変形だと思うんだけどね。あとは人間側のキャラクターは多いのにトランスフォーマー側のキャラクターが雑魚は多いのに主要キャラクターが少ないのは物足りなかったです。

と色々と苦言を呈してきましたが、点数は★★★★☆です。娯楽作品という意味では上映時間が少し長いのがこのシリーズの悪いところですが、飽きずに最後まで観ることができます。高尚なテーマをこの映画に求めてはいけません。ただ前作までに比べて、残酷な描写が多いのはちょっといただけないですね。

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