しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT

2010年11月28日 22時45分51秒 | 作品名(は行)
第204回「その恐怖の連鎖はどこまで続くのか?」

さて今夜の作品「パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT」はアメリカで大ヒットした「パラノーマル・アクティビティ」の正当な日本版続編として制作された映画です。前作のあの見事なカメラワークをどう日本版で見せるのかに期待していました。

物語は日本の東京。住宅街に住む山野家にはアメリカで事故に遭い、両足を骨折した姉の春花が帰宅してきたところから始まる。弟の幸一は買ったばかりのビデオカメラを回して姉を迎えた。初めは何気ない日常が映し出されているが、姉の春花の部屋で異常現象が起こり始めると、その現象の正体を掴もうと面白半分で設置したカメラには驚くべきものが映し出されていた。やがてその現象は日に日に彼ら兄弟を恐怖に陥れていく。

設定としてはアメリカで前作の登場人物を車でひいてしまった春花が日本に戻った事で前作の恐怖が日本へというもの。この設定そのものは間違っていなかったと思います。しかし、この映画はPOV方式で撮られた映画。通常の映画と違い、登場人物が撮影した映像が全ての事柄を伝えなければいけない。これが1番難しいところである。
変に映像を編集してしまったり、不自然な演出をしてしまうと、途端に興ざめしてしまう。

浪人生である弟があんなに立派なカメラを何台も所持している事や、父親役の役者さんの不自然な演技で、すっかり興ざめしてしまっていました。姉が恐怖で悲鳴を上げているのにカメラを回して映像を収めようとするだろうか?

点数としては★★★☆☆と前作と同じ点数にさせてもらいました。前作を観ていなくても楽しめる点は評価できますが、細かいところに雑さを感じてしまいました。
父親のあの状態や、最後の遺体安置所でのシーン、そして解りづらいラストなど、もうちょっと考えて欲しかった点がいくつかあったので、この点数となりました。

来年には完全なる続編「パラノーマル・アクティビティ2」が公開されるので、そっちも観ることになるのでしょう。

パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT [Blu-ray]
中村蒼,青山倫子
Happinet(SB)(D)


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