しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

イーグル・アイ

2008年10月19日 20時50分41秒 | 作品名(あ行)
第109回「よくある話(プロット)ではあるけれど・・・」

2週間ぶりのご無沙汰です。先週は久しぶりに観たい映画の無い週末で、無理して観に行きたい作品もなかったので、ブログの更新はお休みでした。
そして、2週間ぶりのブログで取り上げるのは「イーグル・アイ」です。数ヶ月前から予告編が流れ、思いっきり盛り上げてくれたので、傑作?駄作?どっちなんだろう?と色々考えながら映画館へ行きました。
結論から述べてしまいましょう。この作品は傑作でもないし、駄作でもありません。

物語はごく普通の人間が、突然に選ばれて、ある事件に巻き込まれていく様を描く映画だと思っていました…予告編を見る限りでは。しかし映画が始まった冒頭5分間は、まったく予想していなかった展開からのスタートでした。違う映画の上映に間違って入り込んでしまったのか?と勘違いするくらい。
その冒頭の5分間が、この映画の1番重要と言っていいくらいのシーンなのは、後になって気が付くのですが、予告編との余りの違いに戸惑ってしまいました。
それでも怒涛のように始まった物語は見事でした。息をもつかせない展開は、あっという間にエンディングを迎えてしまった…というのが感想です。

この作品のように、ごく普通の人が大きな策略に巻き込まれていくっていうお話は大好きなのです(今回の主人公は巻き込まれる大事な理由があるのですが)が…正直、この手の話(プロット)はよくあります。一番の問題は広げた大風呂敷をどのように畳んでくれるのかが見物なのです。今作は見事とまでは言えませんが、満足できる畳み方だったように思います。犯人である彼女が、この計画を思いついた理由にも納得できましたし、その方法も理にかなっていたように思います。
ただ、彼女の末路がきちんと描かれていなかったし、主人公がなぜ選ばれたのかが、序盤でもう少しきちんと描かれてもよかったのでは?と思った点がマイナス要因ですかね。

点数は★★★★☆です。物語の核心である犯人はよくある設定でしたが、そこまでのプロットはスムーズでしたし、随所に盛り込まれたアクションも見応えありました。
最後にもう一捻りあったら、もっと良かったと思います。物語の中盤で全てが見えてしまいました。

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スティーブン・スピルバーグ,エドワード・L・マクドネル,ジョン・グレン,トラヴィス・アダム・ライト,ヒラリー・サイツ,ダン・マクダーモット
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