原発とめろ!新橋アクションのブログ

〇毎月第1水曜日 原電・東電前抗議
〇毎月第3金曜日 原発いらない金曜行動 18:30~

<女児が甲状腺100ミリ被ばくか>

2019年01月21日 | 甲状腺がん

<女児が甲状腺100ミリ被ばくか> NHK 2019年01月21日(月)18時10分 (動画) 首都圏 NEWS WEB

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190121/0024262.html

 

東京電力福島第一原発の事故の後福島県双葉町にいた11歳の女の子が、甲状腺に100ミリシーベルト程度の被ばくをした可能性があると報告されていたことが分かりました。

当時、国が行った調査では100ミリシーベルトに達した子どもはいないとされていますが、報告を受けた放射線医学総合研究所では、データの信頼性が低いなどとして公表すべきものとは認識していなかったとしています。

 

放射線医学総合研究所によりますと、原発事故から2か月後の平成23年5月に開かれた所内の会議で、国から、事故直後の3月17日ごろに11歳の女の子の汚染を測定したところ、のどから高い放射線量が計測されたという情報提供があり、当時の被ばく線量の評価部長が甲状腺の被ばく線量で100ミリシーベルト程度に相当すると推計したという議事録が残っていたということです。

この情報は、福島県内で汚染の測定を行っていた徳島大学のチームが、福島県の職員から聞いた話として国に報告したもので、職員は「女の子は双葉町に住んでいて原発で爆発があった日に外で遊んでいた」と話していたということです。

放射線医学総合研究所は、当時は周辺の放射線量が高く、測定に使われた機器では甲状腺の正確な測定は難しく、データの信頼性が低かったとした上で、この会議が、内部の情報共有の場で、国からも対応を求められなかったことから、公表すべきものとは認識していなかったとしています。

甲状腺は、原発事故で放出される放射性ヨウ素を取り込むことでがんのリスクが高まるとされ、原発事故の前には被ばくを抑えるヨウ素剤を服用する基準として100ミリシーベルトが使われていました。

しかしヨウ素剤はほとんど服用されず、事故直後には実際にどれだけ被ばくしたかの大規模な調査は行われていません。

平成23年3月下旬に国が行った原発から30キロ余りの子ども1080人を対象にした調査では、甲状腺の被ばく線量は最大35ミリシーベルトだったとされていました。

 

これについて福島県は「該当するようなデータは残っていない」としています。

県によりますと、原発事故のあと、3月12日から3月31日までの間に避難者など11万4000人あまりを対象に緊急時の被ばくスクリーニングが行われたということです。

このうち、3月13日から17日までの7286人分については、スクリーニングを行った年齢や性別、それに部位別の測定結果などの詳細な記録があるということですが、この中で今回のケースに該当するような高い数値を示した記録は残っていないとしています。

 

国の原子力災害現地対策本部は、「事実関係については、確認すべきことが多く把握できていないため、今の段階でコメントできる状況ではない」としています。


「放射線のホント」パンフの制作者 早野龍五の正体 

2019年01月09日 | 紹介


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190108/k10011771171000.html

原発事故の被ばく量を過小評価 東大名誉教授らが論文修正へ

東京電力福島第一原発の事故による住民の被ばく量について、東京大学の名誉教授らが3分の1程度に過小評価する論文を発表していたとして、学術誌に修正を申し入れたことがわかりました。名誉教授は「計算プログラムのミスによるもので意図的な誤りではない」としています。

東京大学の早野龍五名誉教授らはおととし、イギリスの放射線防護学会が発行する学術誌に、原発事故による福島県伊達市の住民の被ばく量を推定する論文を発表しました。

その中では、平均的な一生涯の被ばく量を18ミリシーベルト以下としていましたが、別の研究者から疑義が寄せられたため、調べたところ、計算プログラムのミスが見つかり、実際はその3倍程度の50から60ミリシーベルトだったということです。

このため、早野名誉教授らは去年11月、学術誌に論文の修正を申し入れ、手続きを進めているということです。

また、この論文をめぐっては、およそ5万9000人分のデータのうち、およそ半数が住民の同意を得ないまま使われていたということで、住民が東京大学に研究倫理違反の申し立てを行っています。

早野名誉教授は「重大な誤りだが、計算プログラムの書き間違えによるもので意図的ではない。被ばく量が3倍になっても1年の平均では1ミリシーベルトを超えないレベルに収まると考えている。住民の同意を得ていないデータが含まれていることは知らなかったが、データを使ったことは事実で申し訳なく思う」と話しています。

 

この人が早野龍五氏

下の「放射線のホント」作成協力者に名前があがっています。↓

 

 

「放射線のホント」のポイント

 

 

詐欺師の作ったパンフは即刻撤回し、回収せよ

200人を超える甲状腺がんが放射能によるものであることを認めよ

甲状腺がんで苦しむ子どもたちの抹殺を許さない!

 

 

1月28日(月)

15:00~

復興庁回答要求、抗議行動

(上のポイント10を裏付ける根拠を明らかにするよう質問書を提出しています)

みんな来てね!