僕は機械なんかが大好き。
とりわけ飛行機、それも戦闘機ともなれば言うにもあらず。
・
スウェーデン王国ってな国があります。
永世中立国として有名な北欧の国。
この国の軍隊は、世界的にも少ない「自分の国を護るメカは自分達で賄おう」と言う国。偉いですね。
そんななので、結構な数の自主開発メカがあります。
しかも、自分が欲しい物を造っているだけあって、非常に独創的なメカ達揃いで、そういうものは僕は大好きですね。
で、
そんな独創的コンセプトの一つに
「戦闘機は高速道路からも飛ばせるようにしよう」思想があります。
殊勝ですね。
専守防衛な国なので、「飛行場が攻撃されて使えなくなっても戦闘機で対抗したい」ということみたいです。
滑走路と較べると勿論高速道の方が離陸条件が厳しいので、どうしても「短距離陸性能」が求められます。
これを飛行機の専門用語で「STOL性」といいます。Short Take Off and Landing。略してSTOL。短距離離着陸、「エストール」。
(因みにVertical Take Off and Landing=垂直離着陸=VTOL=ブイトールなんてものもあります。)
本題。
そこで僕は考えました。
「戦闘機は鉄道のレールからも飛ばせるようにしよう」はダメか?と。
考えてみてください。
高速道路は、時速100キロ程度で走るもの
鉄道のレール、特に新幹線のようなものともなれば、時速300キロは越えて走る。
離陸速度は速いに越したことはないですから、レールの方が良いのでは?
新幹線のレールならカーブもほとんどなく(あっても緩やか)、レールの継ぎ目(=「ガタンゴトン」の素)も圧倒的に少ない。
聞く所では、数十キロに一箇所くらいとか。
おお、良いではないか「レール滑走路」!
これは検証してみましょう、ぜひとも。
課題その1:戦闘機がレールを走るか?
走りませんよ。勿論。
ですから、戦闘機を台車に載せればいいのです。
その上で戦闘機が出力を上げれば確り進むでしょう。
課題その2:その台車はどうするか?
当然台車と機体を固定しなければなりません。
でも、台車は飛ぶ時に邪魔です。
どうやって切り離しましょう。
そこで考えました。
パイロン(ミサイルを吊り下げるところ)で機体と台車を固定すればどうでしょう?
つまり、ミサイルの替わりに台車をくっつけるのです。
離陸の瞬間にパイロットがミサイルを発射する要領で台車を切り離す。
そうすれば機体は離陸して、台車はレールを走り続けます。
台車には切り離された瞬間にブレーキがかかるように設定すれば良いでしょう。
ただし、ここで問題。
・切り離すタイミングを誤る(遅い)と、台車も地を離れる=台車脱線
・切り離すタイミングを誤る(早い)と、飛行機と台車がぶつかる可能性がある
解決策:台車に重量センサーを付けておき、重量が軽くなったと感知(=離陸)した瞬間に台車の方から強制的に機体と台車を切り離すような仕組みを搭載する。
課題3:そんなことしたらミサイルつめないじゃない
基本的に、「レールから離陸する」=「滑走路がない」=「飛行場が攻撃されているから滑走路がない」=「攻撃されている劣勢側にある」=「防衛戦」
つまり、そんなに長い距離を飛ぶ必要はない訳です。
と、言うのも、台車を固定するパイロンの位置を、普通燃料の増加タンクを搭載する場所にすればいいですよね、と言う理屈。大体飛行機のお腹の下のパイロンです。
課題3:架線が邪魔だろ
さて、新幹線は電車ですから、架線が離陸に邪魔ですね。どうしましょう。
そうですね。架線を排しましょう。簡単ですね。
課題5:では、新幹線はディーゼルエンジンにせよと?
ふふふ、ここが一番面白い構想です(個人的に)
ディーゼルにしようなんてことは言いません。
第3軌条方式なら架線無しで電車が走れます。
僕が知っている範囲では、大阪の地下鉄や札幌地下鉄南北線が第3軌条方式です。
※第3軌条方式とは…電車の燃料ともいうべき「電気」が通る架線を、電車の上ではなく、線路の脇に通したようなもの。
つまり、架線が離陸の邪魔をしないのです。
問題点:第3軌条で新幹線のような高速運転できるかがわかりません。
課題6:着陸どうすんの
滑走路にでも降りて頂戴(結局そうか
台車に着陸なんて、サンダーバードじゃあるまいし、無理だと思います。
結論
・なんとかなりそうじゃない?
(正気か?
・まっとうなVTOL戦闘機を頑張って作ったほうがいいかもしれない
・・・いかがですか?
軍事兵器開発者の方々、このコンセプトに挑戦なさいませんか?(無駄なPR
というか、僕が考え付くくらいなら世界で実用化されてるでしょーに。
こんなのは、イロモノ、ゲテモノ、笑いモノメカだよね。
あったら面白い、って言うくらいで。
まあ、こういうことを真面目にやっちゃうのがドイツみたいな国なんだよね。
宮崎駿監督はドイツを「マッドサイエンティストの宝庫」とか仰ってますしね(笑
例えばブローム・ウント・フォスって言う、イロモノ好きな飛行機メーカーとか。…大好きですけど。
でも、そういうのはあと一歩で大革新を生む可能性もきっとあるんだろうね。
バカと天才は紙一重って、こういうことね。
自己満足記事でした(笑
こんなこと考えてるなんて幼稚だよね。
とりわけ飛行機、それも戦闘機ともなれば言うにもあらず。
・
スウェーデン王国ってな国があります。
永世中立国として有名な北欧の国。
この国の軍隊は、世界的にも少ない「自分の国を護るメカは自分達で賄おう」と言う国。偉いですね。
そんななので、結構な数の自主開発メカがあります。
しかも、自分が欲しい物を造っているだけあって、非常に独創的なメカ達揃いで、そういうものは僕は大好きですね。
で、
そんな独創的コンセプトの一つに
「戦闘機は高速道路からも飛ばせるようにしよう」思想があります。
殊勝ですね。
専守防衛な国なので、「飛行場が攻撃されて使えなくなっても戦闘機で対抗したい」ということみたいです。
滑走路と較べると勿論高速道の方が離陸条件が厳しいので、どうしても「短距離陸性能」が求められます。
これを飛行機の専門用語で「STOL性」といいます。Short Take Off and Landing。略してSTOL。短距離離着陸、「エストール」。
(因みにVertical Take Off and Landing=垂直離着陸=VTOL=ブイトールなんてものもあります。)
本題。
そこで僕は考えました。
「戦闘機は鉄道のレールからも飛ばせるようにしよう」はダメか?と。
考えてみてください。
高速道路は、時速100キロ程度で走るもの
鉄道のレール、特に新幹線のようなものともなれば、時速300キロは越えて走る。
離陸速度は速いに越したことはないですから、レールの方が良いのでは?
新幹線のレールならカーブもほとんどなく(あっても緩やか)、レールの継ぎ目(=「ガタンゴトン」の素)も圧倒的に少ない。
聞く所では、数十キロに一箇所くらいとか。
おお、良いではないか「レール滑走路」!
これは検証してみましょう、ぜひとも。
課題その1:戦闘機がレールを走るか?
走りませんよ。勿論。
ですから、戦闘機を台車に載せればいいのです。
その上で戦闘機が出力を上げれば確り進むでしょう。
課題その2:その台車はどうするか?
当然台車と機体を固定しなければなりません。
でも、台車は飛ぶ時に邪魔です。
どうやって切り離しましょう。
そこで考えました。
パイロン(ミサイルを吊り下げるところ)で機体と台車を固定すればどうでしょう?
つまり、ミサイルの替わりに台車をくっつけるのです。
離陸の瞬間にパイロットがミサイルを発射する要領で台車を切り離す。
そうすれば機体は離陸して、台車はレールを走り続けます。
台車には切り離された瞬間にブレーキがかかるように設定すれば良いでしょう。
ただし、ここで問題。
・切り離すタイミングを誤る(遅い)と、台車も地を離れる=台車脱線
・切り離すタイミングを誤る(早い)と、飛行機と台車がぶつかる可能性がある
解決策:台車に重量センサーを付けておき、重量が軽くなったと感知(=離陸)した瞬間に台車の方から強制的に機体と台車を切り離すような仕組みを搭載する。
課題3:そんなことしたらミサイルつめないじゃない
基本的に、「レールから離陸する」=「滑走路がない」=「飛行場が攻撃されているから滑走路がない」=「攻撃されている劣勢側にある」=「防衛戦」
つまり、そんなに長い距離を飛ぶ必要はない訳です。
と、言うのも、台車を固定するパイロンの位置を、普通燃料の増加タンクを搭載する場所にすればいいですよね、と言う理屈。大体飛行機のお腹の下のパイロンです。
課題3:架線が邪魔だろ
さて、新幹線は電車ですから、架線が離陸に邪魔ですね。どうしましょう。
そうですね。架線を排しましょう。簡単ですね。
課題5:では、新幹線はディーゼルエンジンにせよと?
ふふふ、ここが一番面白い構想です(個人的に)
ディーゼルにしようなんてことは言いません。
第3軌条方式なら架線無しで電車が走れます。
僕が知っている範囲では、大阪の地下鉄や札幌地下鉄南北線が第3軌条方式です。
※第3軌条方式とは…電車の燃料ともいうべき「電気」が通る架線を、電車の上ではなく、線路の脇に通したようなもの。
つまり、架線が離陸の邪魔をしないのです。
問題点:第3軌条で新幹線のような高速運転できるかがわかりません。
課題6:着陸どうすんの
滑走路にでも降りて頂戴(結局そうか
台車に着陸なんて、サンダーバードじゃあるまいし、無理だと思います。
結論
・なんとかなりそうじゃない?
(正気か?
・まっとうなVTOL戦闘機を頑張って作ったほうがいいかもしれない
・・・いかがですか?
軍事兵器開発者の方々、このコンセプトに挑戦なさいませんか?(無駄なPR
というか、僕が考え付くくらいなら世界で実用化されてるでしょーに。
こんなのは、イロモノ、ゲテモノ、笑いモノメカだよね。
あったら面白い、って言うくらいで。
まあ、こういうことを真面目にやっちゃうのがドイツみたいな国なんだよね。
宮崎駿監督はドイツを「マッドサイエンティストの宝庫」とか仰ってますしね(笑
例えばブローム・ウント・フォスって言う、イロモノ好きな飛行機メーカーとか。…大好きですけど。
でも、そういうのはあと一歩で大革新を生む可能性もきっとあるんだろうね。
バカと天才は紙一重って、こういうことね。
自己満足記事でした(笑
こんなこと考えてるなんて幼稚だよね。