風の澪

春から夏、そして秋、冬。
時の流れと共に気の向くままに綴られる、ひとつのブログ

バスに見る新技術

2006-04-25 22:27:49 | 雑記
昨日の話。

この日の帰り乗ったバスは、僕が見る中では比較的新しいタイプでした。

近年のバスはすべての人に利用しやすいように、「低床車」となっている。
バス内には殆ど段差がなくなっているのです。

それでも、乗降時の段差はどうしても避けられない。


昨日乗ったバスは、まさにその問題を軽減する物でした。


バス自体が上下するのです!


こうすれば段差は減らすことが出来ます。

でも、どうやったらバスが上下するのか?

それは、

「油気圧式懸架装置」

これです。

これは、必要に応じて懸架装置(サスペンション)を油圧で調節し姿勢をかえる、と言うもの。高さ調節が出来るわけです。

この技術、実は戦車に使われている技術なのです。
斜面においても姿勢を水平に保てると言うことで、山がちな日本にはぴったりでした。

そんな技術が今ではバリアフリーに転用。

やはり、軍事技術が時代を進めるのでした。


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そんなことを考えながら、バスの中で一人頭の中で興奮していた銃艦なのでした。

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