晴れ、ときどき映画三昧

映画は時代を反映した疑似体験と総合娯楽。
マイペースで備忘録はまだまだ続きます。

『ハンニバル』 80点

2006-05-17 18:46:30 | (米国) 2000~09 

ハンニバル

2000年/アメリカ

A・ホプキンス=ハンニバル・レクター

プロフィール画像

shinakamさん

男性

総合★★★★☆ 80

ストーリー ★★★★☆85点

キャスト ★★★★☆80点

演出 ★★★★☆80点

ビジュアル ★★★★☆85点

音楽 ★★★★☆80点

「羊たちの沈黙」から9年、待望の続編。前作より面白かった。クラリスは代役でも、A・ホプキンス=ハンニバル・レクターで他の人では成り立たない。不気味な薄笑いだけで、頭脳明晰で凶暴なレクター博士に成りきっている。
前半のフィレンツェ・ロケがこの映画の重厚さを増していて、バッツィ刑事(ジャンカルロ・ジャンジーニ)の役柄も個性的で印象深い。殺害シーンが残酷で正視に耐えない箇所が幾度となく出てくるが、怖い物見たさで見てしまうのもこの映画の特徴か?