エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

コミックの方をオススメ『Sランクパーティから解雇された【呪具師】』

2024-07-25 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛を語る日。今回は、ラノベとコミックを比べ、コミックの方が面白いと感じた作品を紹介します。
 その作品は、『Sランクパーティから解雇された【呪具師】』。Sランクのパーティを解雇された主人公は実は凄腕で、解雇したパーティはどんどん駄目になっていき、主人公はどんどん幸せになっていく…と言う、ラノベでは多く見られる展開の作品です。
 では、この作品の特徴とは何か…ですが、主人公が凄腕なのは「呪具」、つまり「呪われた道具」を作る能力だと言う点です。
 「呪われた道具」は一般的に、呪われる事による負の効果がある分、他の道具とは比べられない程の驚異的な効果もあります。この作品の主人公ゲイルは、驚異的な呪具の製作能力により、呪われる効果を最小にしつつ、発揮できる効果を最大にする事が出来るのです。かなりのチート能力です。
 この作品は、主人公ゲイルが無茶苦茶な効果の呪具を作り出したり、作った呪具で無双したり…それらを楽しむ作品な訳です。
 ところで、この作品はコミカライズもされています。
 ラノベとコミックの両方を読みましたが、私個人としてはコミックの方が断然面白かったです。もちろん、これは私個人の意見なので、ラノベの方が面白いと言う方も多いと思います。この先の意見は、参考程度に考えて読んでください。
 理由の1つ目は、コミックの絵が私の好みだったと言う事です。作画を担当している小川錦さんは、とても可愛らしい絵柄なのに、アクション場面では迫力を感じさせます。作品の世界に、スッと入っていける感じがするのです。
 理由の2つ目は、コミックは無駄な要素が削られてスッキリしている…と言う事です。原作のラノベでは、しばしば漫才の様な会話が登場します。もちろん、ちょっと会話に入ってくる程度なら、物語のアクセントとして面白いです…が、いくら何でも長すぎます。2頁くらい漫才みたいな会話続く時もあり、読んでいて正直辛かった。それが、コミックではギリギリ必要な分に削られているため、物語の邪魔になりません。
 原作のラノベの骨格が良いからコミックが面白い…なのは分かりますが、私的には、どちらか片方だけならコミックがオススメです。
コメント
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