エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

追い詰め方がエグい『信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト「無限ガチャ」でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&「ざまぁ!」します!』

2024-06-20 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語り。今回は、私には珍しい「復讐物」です。
 あまり私は読まないのですが、ジャンル的に「復讐物」と呼べそうなラノベがあります。ほとんどの場合、主人公は仲間や恋人や国家に裏切られ、命の危機に陥ったり、社会的に抹殺されたりします。そのドン底状態から這い上がり、自分を裏切った相手に復讐をする…と言うのが、基本的な展開です。
 以前に紹介した『悪役令嬢の中の人』も、「復讐物」の要素が色濃い作品と言えます。
 話を戻すと、今回は「復讐物」の典型とも言える作品です。明鏡シスイ先生が書いた、『信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト「無限ガチャ」でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&「ざまぁ!」します!』…って、題名めっちゃ長い!
 この題名だけで、ざっくり80文字くらい、文字数が増えてしまいました。ラノベは長い題名が多いのですが、この作品は間違いなくトップ10に入ると思います(確かめてはいませんが…)。
 まぁ、題名を読んでもらう事で、大雑把な内容は分かるでしょうから、その点では便利な題名だと言えるでしょう。この題名を読めば、さっき私が紹介した「復讐物」の内容にぴったり合っていると分かります。
 ところで、「復讐物」の面白さは大きく2つある…と私は思います。
 1つ目は、復讐を達成するまでの過程です。自分と同じドン底状態に追い込むため、念入りに準備を進める…まず、ここが面白い。因みに、『悪役令嬢の中の人』は、ここが丁寧に描かれています。
 2つ目は、いわゆる「ざまぁ」です。準備した事が次々と成功し、どんどん相手がドン底に落ちていく…悪人(嫌な奴)が敗北する爽快感と、準備した事が成功する爽快感の、ダブル爽快感で楽しめます。
 そして、本作(題名が長いから「本作」で省略させてください)は、少なくとも2巻までは2つ目の面白さが強いです。主人公のライトは復讐する相手を徹底的に追い詰め、精神的にも社会的にも完全にドン底状態へと追い込みます。もうホント、容赦がありません。
 3巻では少し趣が変わりそうなのですが、取り敢えず2巻までは「ざまぁ」の面白さが推しポイントの作品と言えるでしょう。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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また進行諸島先生で『異世界転生で賢者になって冒険者生活』

2024-06-13 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はライトノベル愛語り。今回は、また進行諸島先生の作品紹介です。
 今回の作品は『異世界転生で賢者になって冒険者生活』。もちろん、今回もマンガでしか読んでいません。
 主人公ミナトは、魔法を使って自動車だのパソコンだのを動かせる文明世界(つまり地球ではない「異世界」…笑)の人間でしたが、事故で死んでしまい別な世界に転生します。そこも魔法の使える世界ですが、文明的には中世ヨーロッパっぽい感じで、しかも魔法が洗練されておらず、魔法使いは職業的に軽視されています。そんな異世界に転生したミナトが、前世の洗練された魔法知識を使って大活躍する…まぁ、そんな話です。
 最初にツッコミを入れたい…って言うか、ちょっと違和感だったのが、「そもそも異世界にいたでしょう、ミナトは。それで異世界転生って、何か違わないですか」って事です。もっとも、何でもアリがライトノベルなので、異世界から異世界に転生して、それを「異世界転生」って言うのもアリだとは思います。
 この作品の面白さは、チート能力を活かしたミナトの大活躍にありますが、そのチート能力の根本は「洗練された魔法の知識」にあります。知識がチートを支えている訳ですが、前に紹介した『異世界賢者の転生無双』とは趣が異なります。『異世界賢者~』は知識を活用してレベルを上げるなど、どちらかと言えば間接的にチートを支えている感じです。それに対し『異世界転生~』は、知識を活用して状況に合った魔法を作り出すなど、直接的にチートを支えている感じです。
 もう一つ、面白さを感じるのが転生した異世界の謎です。転生した異世界は、どうも、前の世界と関連がありそうなのです。もしかするとミナトは、前の世界より前の時代に転生してしまったのでは…と感じさせるシーンもあります。マンガの中では、その辺りはまだ全然語られていませんが、今後、少しずつ謎が解明されてきそうで、その辺りも楽しみな点です。
 もしかすると長期連載になりそうなので、今の内に読み始めておくと良いかもしれませんよ。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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感涙してスッキリ『独り剣客 山辺久弥 おやこ見習い帳』

2024-06-06 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はライトノベル愛語り…なのですが、今回はライトノベルではなく時代小説です。
 今回紹介するのは、noteで相互フォローさせていただいている笹目いく子先生の処女作『独り剣客 山辺久弥 おやこ見習い帳』です。気合いを入れて紹介したいと思いますので、ネタバレ…と言いますか、内容を色々と書いてしまう事になります。「ネタバレは困る」と言う方は、この後は読まないようにしてください。
 まず、最初の一文の「つかみ」が半端ないのです、この作品。

 灰が音もなく、雪のように降りしきっていた。

 これを読んだ瞬間、「え? 何が起こったの?」と思いました。それは、そうでしょう。灰が「降ってきた」ではなく、「降りしきっていた」なんです。尋常ではない何かが起きた…この一文だけで、それが分かります。
 そして次の瞬間、頭の中には灰色の世界の中に灰色の雪が降っている映像が浮かんできました。
 尋常ではない出来事が起きたはずなのに、とても美しさを感じてしまう…この後に展開される物語が、最後は美しく終わるのだろうと私は感じました。この先を読む事への期待感が高まります。
 たった一文で、この「つかみ」力。プロの作家とは凄いものだなぁ…と、改めて感じ入りました。
 全編を読み終えて感じたのは、「ハリウッド超大作の構成と似ているな」と言う事です
 ハリウッド超大作では、小さな出来事が積み重なって話が進み、中盤で小さめの山場があります。そこで(あるいは、その後で)主人公が挫折し、でもそれを乗り越えて、最後は大きな山場を迎える…と言うのが、ある程度共通した物語の構成となっています。
 『独り剣客 山辺久弥 おやこ見習い帳』の物語も、構成的には非常に似ています。
 まず、江戸の大火の後、主人公の山辺久弥と青馬(ソウマ)少年が出会います。青馬の世話をする中で、小さな事件や出来事が次々と発生し、それを乗り越えながら、少しずつ二人の関係が深まっていきます。
 やがて青馬を連れ去ろうとする者が現れ、中盤の小さな山場となります。何とか切り抜けたと思ったら、今度は久弥自身に関わる問題が発生し、久弥は青馬と別れなければならない事に…。主人公の挫折です。
 ぐっとこらえ、久弥は問題解決に尽力します。そして、最後の山場へと繋がっていく訳です。
 ハリウッド超大作は、観客を楽しませるために、ある程度共通した物語の構成となっています。小さな事件→中盤の小山場→主人公の挫折→挫折からの成長→最後の大山場→大団円…と言う構成は、観客が作品に入り込み、共感し、楽しめるように考えられ、工夫されたものなのです。
 それと同じ様な構成になっている『独り剣客 山辺久弥 おやこ見習い帳』。面白くないはずがないでしょう。
 もう一つ書いておきたいのが、久弥と青馬の心の動きです。
 出会った時は、当たり前ですが、心の距離が離れている二人。それが、日々の小さな出来事を通し、少しずつ少しずつ距離が近くなっていきます。
 その際に重要な役割を果たすのが、久弥が得意とする三味線です。青馬自身にも三味線の才能があり、三味線の演奏や稽古を通して二人の関係性が深まっていきます。
 この三味線の場面がイイ。生の三味線の演奏…私は、津軽三味線くらいしか聴いた事がありません。だから音楽としてのイメージは、雪ほどには強くイメージ出来ませんが、それでも読んでいると、何だか音が聴こえてくる様な感じがします。
 やがて、血は繋がっていないけれど、二人は本当の親子になっていきます。「見習い親子」から「本当の親子」になる訳で、題名になっている「おやこ見習い帳」は、おそらく、この事を強く意識して名付けられたのでしょう。
 因みに、最後はハッピーエンドですから、安心して読んでください。
 感動の涙を思い切り流し、スッキリ心のサウナ状態になれる、そんな素敵な作品でした。


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真面目にコツコツが好感度高い『異世界賢者の転生無双』

2024-05-30 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛。今回も、進行諸島先生の作品です。
 今回紹介するのは、『異世界賢者の転生無双』。もちろん、これもコミックしか読んでいません。
 主人公は現代日本で余命3年と宣告され、ゲーム「ブロークン・バランス・オンライン(通称BBO)」に残りの人生を費やし、ボス戦に勝利したところで死亡します。お約束通り、エルドと言う名の青年として異世界転生する訳ですが、その世界は極めてBBOと似ている…けど、BBOほど人々のスキルも知識も高くありません。かくて、BBOの知識をフル活用し、スキルなどを高めたエルドが無双していく…と言うのが大雑把な物語です。
 この作品、前回紹介した『転生賢者の異世界ライフ』と異なり、主人公は最初から超絶チートをもっている訳ではありません。あくまでも、BBOの知識を活用し、敵の弱点を突いたり、効率的にスキルなどを高めたりして、敵に勝っていきます。だから、『転生賢者の異世界ライフ』と比べると、かなり真面目にコツコツ頑張ってる雰囲気です。
 笑いの要素も無い訳ではありませんが、『転生賢者の異世界ライフ』よりは少なめ(軽め?)です。どちらかと言えば、読んだ印象としては、真面目な作品と感じる方が多いかもしれません。
 また、超絶チートな訳ではありませんから、当然、主人公がピンチになる場面も出てきます。絶体絶命的なピンチの時もあり、その分、『転生賢者の異世界ライフ』よりドキドキ感は強いと感じます。
 雰囲気の違う作品なので、私個人としては、どちらも相当に好きな作品です。進行諸島先生…凄い方です。

 ところで、令和6年5月27日のブログ「諺カードで『ビンゴ』」に、「いいね」や「応援」を沢山いただきました。とても励みになります。どうも、ありがとうございました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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超絶チートと笑いのバランスが絶妙な『転生賢者の異世界ライフ』

2024-05-23 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛を語ります。今回は、少し間が空いてしまいましたが、進行諸島先生の作品を紹介します。
 今回紹介するのは、コミカライズされたマンガが大ヒットしている『転生賢者の異世界ライフ』です。もちろん、以前の記事に書いた通り、私はマンガしか読んでいないので、そのつもりでお読みください。
 ブラック企業の社畜だったユージが異世界に来て、超絶チートな魔法を覚え、その能力をフル活用して大活躍する…と言うのが、かなりざっくりした内容です。前の文では「大活躍」と3文字でまとめましたが、悪の組織と戦ったり、邪悪なドラゴンと戦ったり、依頼を受けて秘密を探ったり…本当に多種多様な活躍を見せてくれます。
 この活躍の雰囲気は、少し古いですが、スティーブン・セガールさんの主演映画(特に「沈黙の戦艦」と「暴走特急」)をイメージさせられます。とにかく、ユージは常識外れに強すぎるので、ほとんどピンチらしいピンチになりません。だから、超絶チートで敵を圧倒する面白さを味わう作品…って感じでしょうか。
 その一方で、笑いの要素も強いです。ユージは自己評価が低い上、社畜だった記憶が基準となっています。そのため、色々とやらかしたり、会話のポイントがずれていたりして、そこが実に面白いです。
 ちょっとだけ気になるのが、『転生賢者の異世界ライフ』と言う題名。ユージは気が付いたら異世界にいたので、何となく死んで転生した訳では無いように感じます。これって転移じゃないのかな…と思いますが、『転移賢者の異世界ライフ』だと今イチ格好良くありません。だから、『転生賢者の異世界ライフ』で良いのかな…と、一応、納得しています。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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どきどき&しっとりの『半妖のいもうと2』

2024-05-16 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語りです…が、今回もライトノベルとは少し異なります。前回(R6.5.9)と同じ、蒼真まこ先生の作品紹介です。
 今回紹介するのは、前回紹介した『半妖のいもうと~あやかしの妹が家族になります~』の続編『半妖のいもうと2~あやかしの妹におともだちができました~』です。
 1巻目で、「家族として頑張ろう」と決めた主人公の杏菜…ですが、妹くり子が保育園に行く様になった事で、思わぬトラブルが発生します。更に、そのトラブルに対応する中で、「母親代わりにならなくちゃ」と杏菜が頑張った事で、家族に思わぬ波風が立ってしまいます。
 今回の物語も1巻目と同じく、人間の世界→あやかしの世界と進んで行きますが、雰囲気は逆です。人間の世界ではトラブル発生でドキドキ展開となり、あやかしの世界ではしっとり関係性を構築していく事になります。
 おそらく、これは意図的な構成でしょう。
 1巻目では人間の世界が落ち着いていて、あやかしの世界が混沌としている感じでした。それが2巻目では逆になる事で、人間の世界が安全で、あやかしの世界は危険…と、単純に受け止められる事を避ける事が出来ます。同時に、人間の世界だって混沌としている部分はあり、あやかしの世界と何ら変わりはない…と言うメッセージを伝えたかったのかもしれません。
 そして、今回は1巻目以上に、主人公杏菜の成長が感じられます。もちろん、1巻目と同じく大きな成長ではありません。「小さな一歩」と言う感じです…が、人間の成長なんてそんなもんです。地に足の付いた感じが、とてもイイと思います。
 それと、今回は1巻目以上に表紙イラストが素晴らしいです。くり子がメインなのですが、幼児の前向きさ、ひたむきさ、健気さが感じられ…とっても癒やされます。この表紙だけでも、買う価値があると思いますよ。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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しっとり&ドキドキの『半妖のいもうと』

2024-05-09 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語りです…が、今回はライトノベルと言って良いのか分かりません。もしかするとライト文芸にふくまれるのかもしれませんが、その辺りのジャンルの詳細は分かりませんし、作品が面白かったので紹介します。
 今回紹介する作品は、蒼真まこ先生の『半妖のいもうと~あやかしの妹が家族になります~』です。
 主人公は高校生の杏菜。母親が死に父親と二人暮らしの家に、ある日、妹がやってきます。しかも、その妹には角と牙があり、父親からは半分鬼の血をひいた「半妖」だと説明されます。
 物語は、色々な出来事を通し、杏菜と妹が心を通じ合わせ、三人が家族になるまでを描いています。「家族再生の物語」と言っても良いでしょう。
 私が「いいね」と思った1つ目は、しっとりと進む前半です。
 妻を亡くして落ち込む父親に理解を示し、新しい母親や妹に理解を示したいと思いつつ、なかなか納得する事の出来ない杏菜。とても理解できます。人間、そんなにパッと気持ちを切り替えられないものです。
 それが、妹との日常生活を送る中で、少しずつ心が通じてくる…この過程が丁寧に描かれていてイイのです。本当に些細な事の積み重ねが、ちょっとずつ、ちょっとずつ、気持ちに変化をもたらしてくる…これがイイ!
 もう1つの「いいね」ポイントが、後半のドキドキ展開です。
 前半が日常生活を描いているのに対し、後半は「あやかし」に関わる展開となります。前半と異なりサスペンスいっぱいですし、アクションシーン的な展開もあります。
 随分と極端な差がある様に思われるかもしれませんが、前半が丁寧に描かれているので、この落差が気になりません。スティーブン・キングのファンなら分かると思うのですが、前半の日常描写が丁寧であるからこそ、後半の非現実展開が楽しめる感じです(キングの作品で言えば、『クージョ』とか『クリスティーン』でしょう)。
 最後はハッピーエンドですが、少し切なさもあります。それも「いいね」と思いました。
 因みに、この作品は続きがあります。それも読んだので、それについては次回(R6.5.16)に書きたいと思います。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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コミカライズが面白い進行諸島先生

2024-05-02 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛を語ります。今回は個別の作品ではなく、作家さんを紹介します。
 今回紹介したい作家さんは、進行諸島先生です。
 かなり売れている作家さんで、様々な作品が出ている…のですが、私、小説を買って読んだ事がありません。実は、進行諸島先生の作品は全てマンガでしか読んでいないのです。
 あ、厳密に言えば、マンガに「おまけ」で載っている小説は読んでいます。どれも面白く読めるので、おそらく小説を買って読んでも、かなり楽しめるだろうと思っています。
 ただ、進行諸島先生はコミカライズされている作品が多すぎて、マンガを買うだけで手一杯と言うのが私の現状です。何せ、私が読んでいるマンガだけでも、

 1.転生賢者の異世界ライフ
 2.異世界賢者の転生無双
 3.異世界転移したのでチートを生かして魔法剣士やることにする
 4.異世界転生で賢者になって冒険者生活
 5.失格紋の最強賢者
 6.暗殺スキルで異世界最強

…と6種類もあるのです。まだ私が読んでいない作品もありますから、進行諸島先生の人気の凄さが分かると言うものです。
 実際、先の6種類ですが、どれも大変面白いです。ほとんどが異世界転生物、または異世界転移物ですが、それぞれ内容が違っているため、どれを読んでも面白いです。
 個人的には、『転生賢者の異世界ライフ』の超絶チートと笑いのバランスが好きです…が、『異世界賢者の転生無双』の真面目にコツコツって感じも好きです。う~ん…どちらかを選ぶのが難しいくらい面白い。贅沢な悩みです。
 それぞれの作品については、次回以降にかかせていただきます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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主人公が格好良い『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』

2024-04-25 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛の日。今回は、またFUNA先生の作品を紹介します。
 今回紹介するのは、『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』です…が、最初に告白しておきます。この作品、実はコミカライズ版しか読んでいません。だから、もしかするとコミックは面白いけど、ノベルは今イチ…の可能性はあります。
 ただ、以前紹介した『ポーション頼みで生き延びます!』は、コミックもノベルも面白かったです。だからFUNA先生は、コミックが面白ければノベルも面白いだろう…と考えています。
 では、本編の紹介です。とある事件が原因で、こちら(元々住んでいた地球の世界)とあちら(異世界)を自由に行き来できる能力を得た主人公ミツハ。彼女は、その能力を活かして8万枚の金貨を貯めようと努力する…と言うのが、現在までの物語です。因みに、まだコミカライズは続いています。
 以前の記事でも書いた通り、FUNA先生の作品は主人公の女の子が格好良いです。この作品でもミツハの格好良さは、しばしば炸裂します。例えば、異世界で自分の領地を得たミツハが、領地で好き勝手をする執事やメイドを断罪するシーン(ネタバレにならないよう、どう断罪するかは秘密です)。決め台詞もビシッとして、胸がスカッとするシーンとなっています。
 こう言う格好良いシーンの合間に、時々、ミツハが抜けているシーンも入ります。それによりミツハの人間らしさが強まり、親近感が増すので、その後に来るミツハの格好良いシーンが、より強く印象づけられる訳です。
 FUNA先生、なかなか見事なストーリー展開です。
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ピンポイント読みなら紙の本

2024-04-18 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛を語ります。今回はラノベの内容などではなく、本そのものについての話です。
 現在、本の種類には、「紙の本」と「電子書籍」の大きく分けて2種類があります。このブログを読んでいる皆様は、どちら派ですか?
 私は断然「紙の本」派なのですが、最近、急速に増えてきているラノベに関しては別です。コミカライズを中心に、かなりの冊数を電子書籍で保有しています。
 電子書籍の良さは、断然かさばらない点でしょう。本編だけで33巻もある『本好きの下克上』が、全部iPadミニに入ってしまうのです。移動途中の列車の中でも、簡単に本を読む事が出来ます。
 でも、困った事もあるのです。
 その中でも最大の困った事が、「ピンポイント読みしにくい」です。
 ピンポイント読みとは、文字通り、自分の読みたい部分をピンポイントで選び、そこだけ読む事です。
 例えば、先程少し触れた『本好きの下克上』で説明しましょう。私は時々、「主人公マインが転生前の記憶の世界に入るシーンを読みたいな」とか、「マインがベンノさんに叱られてるシーンだけ、続けて読みたいな」とか思う時があるのです。
 これ、電子書籍でやろうとすると大変なのです。まず、電子書籍の本棚から取り出してページをめくるのですが、どうしてもコンマ何秒かの時間がかかります。そのため、ページをめくって読みながら調べるのに手間を感じてしまうのです。先程の例の前者であれば、発見するまでに3~5分はかかってしまいます。後者なら、叱られているシーンの2つ目くらいで、おそらく気力が尽きてしまいます。
 これが、紙の本なら簡単です。本棚から取り出してぱらぱらめくり、違っていたら別の本と取り替えて、またぱらぱらめくれば良いからです。前者であれば、おそらく、1分もしないで読みたい部分に到達できるでしょう。後者であっても、10分くらいで叱られてるシーンを2つか3つは読めるはずです。
 「本棚から取り出したり片付けたりする」や「ページをめくる」や「一覧で眺める」や「何冊か見比べる」は、読書においては本筋から外れた行為です。些細な事と言っても良いでしょう。
 でも、私の様な「ピンポイント読み」をする人にとっては、かなり重要な事と言えます。
 ラノベの場合、1冊ずつ読む事が多いので、基本的に電子書籍でも問題はありません…が、お気に入りのシリーズになると話は別です。先程の例の様に、ピンポイント読みしたくなるからです。
 実際、『無職転生』は電子書籍で全巻揃えたのですが、ピンポイント読みしたかったので、紙の本でも全巻揃えてしまいました。大馬鹿者です。
 『本好きの下克上』は、まだ電子書籍のみですが、ピンポイント読みしたいシリーズです。う~ん…悩ましい。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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